5/26(金)にシステマ東京の主催により行われた
ダニール・リャブコ師の特別クラスに参加してきました。

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ダニール師に会うたびに、以前より大幅に進化して、風格が増している印象です。まだ若いのにとてつもない実力ですから、ヤングマスターと呼ばれるのも納得です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の予想通り、インターナルワーク尽くしのクラスでしたが、
ダニール師の動きは以前よりもさらに洗練されて、
大きく進化しているように感じました。

このクラスのテーマは、
自分の中の緊張を感じて、呼吸を通じてリラックスする。
そして、リラックスした体から生まれる自然な反応で
相手を制する、というもの。

具体的なワーク自体は、過去のセミナーなどで
一度はやったことがあるような内容でしたが、
ダニール師の深いリラックスと、
それに裏打ちされた素晴らしい動きには目を見張りました。

クラスの中で、ダニール師に触れてみると、
フカフカに柔らかく、かつ、適度な弾力もあり、
一般のシステマ修行者とは体の質感がまるで違います。

「リラックス」というのはシステマの四大原則の一つですから、
今までにさんざん心がけてきたわけですが、
ダニール師のリラックスは、我々とは深みが違うんだなと感じました。

また、ダニール師は、受動的ブリージングやインターナルフォームも含めた
高度な動きを見せていましたが、意識して頑張ってやっている風でありません。
普段の日常的な動作のように、ごく自然に行っているのが素晴らしい。

インターナルフォームといえば、
3月のザイコフスキー師のセミナーで教わって以来、
個人的に練習を重ねてきましたが、

自分としてはかなり意識を集中しないと、
それが発動している状態を保てません。

例えば、子供の頃、自転車に乗る練習をしている時のように、
神経を研ぎ澄まして、何度も転びながら、
おっかなびっくり乗りこなそうとしているような感覚です。

しかし、いったん自転車に慣れると、
特に意識しなくても当たり前に楽に乗れるようになります。

ダニール師は、インターナルフォームも受動的ブリージングも、
それくらいの自然さで体現していました。

さすがに、幼少の頃からミカエル師のそばで修行してきたダニール師は、
本能のレベルでシステマが深く身についているような印象です。

また、今回の特別クラスでは
ダニール師の教え方がとても上手で分かりやすく、
リードの面でもますます円熟味を増していました。
3月のザイコフスキー師のセミナーで教わった高度な内容について、
ダニール師の視点を通すことで、理解が深まったように思います。

自分は残念ながら5/27(土)5/28(日)のセミナーには
行けませんでしたが、今回の特別クラスに参加できて良かったです。
もっと練習しないといけないなと、
今後のシステマ修行のモチベーションが上がりました。

 

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システマ南埼玉

月曜(夜練)     22:30~24:00
木曜(夜練)     22:30~24:00
土曜(通常クラス)   9:30~12:00
 
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