10月26日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)

今回のクラスも前回に引き続き、
グラウンドの動きやグラウンドの攻防を練習しました。

前回は「グラウンドの打撃対策」を主なテーマに設定しましたが、
今回はもっと範囲を広げて、抑え込み・締め・関節技や、
グラウンドでのナイフワークなどにも展開してみました。

それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。

 

【10/26(土)システマ南埼玉の練習風景①】 グラウンドでのレスリングに加えて、ナイフ攻撃も混ぜてくる攻め手の動きに対応するワーク。

【10/26(土)システマ南埼玉の練習風景①】
グラウンドでのレスリングに加えて、ナイフ攻撃も混ぜてくる攻め手の動きに対応するワーク。

 

 

 

 

 

 

押さえ込みや締めや関節技だけ想定してグラウンドで膠着気味に防いでいると、突然のプッシュやストライクを食らってしまいます。相手の動向を敏感に感じて、相手とのコネクト感を保って動くことが大事です。

押さえ込みや締めや関節技だけ想定してグラウンドで膠着気味に防いでいると、突然のナイフ攻撃を食らってしまいます。相手の動向を敏感に感じて、相手とのコネクト感を保って動くことが大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【10/26(土)システマ南埼玉の練習風景②】 クラス最後のフリーワーク。グラウンドでのレスリングに加えて、プッシュやストライクも有りという条件で。まずは、自分と常連のSさんの対戦。

【10/26(土)システマ南埼玉の練習風景②】
クラス最後のフリーワーク。グラウンドでのレスリングに加えて、プッシュやストライクも有りという条件で。まずは、自分と常連のSさんの対戦。

 

 

 

 

 

 

 

打撃有りだと、グラウンドでの動きも変わってきます。

打撃有りだと、グラウンドでの動きも変わってきます。

 

 

 

 

 

 

例えば、グラウンドでガッチリ抑え込まれても、効果的なプッシュを打つことで、簡単に脱出することができます。

例えば、グラウンドでガッチリ抑え込まれても、効果的なプッシュを打つことで、簡単に脱出することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  【10/26(土)システマ南埼玉の練習風景③】 続いて、体験参加のNさんと自分の対戦。

【10/26(土)システマ南埼玉の練習風景③】
続いて、体験参加のNさんと自分の対戦。ポケットにしのばせたナイフをいつ使ってもよいという条件でスパーしました。

 

 

 

 

 

 

ポケットにしのばせたナイフをいつ使ってもよいという条件でスパーしました。ナイフ攻撃も有りにすると、なお一層、感度の高さや動きの精度が求められ、グラウンドでの動きが変わってきます。なかなかスリルがあって楽しかったです。

ナイフ攻撃も有りにすると、なお一層、感度の高さや動きの精度が求められ、グラウンドでの動きが変わってきます。

 

 

 

 

 

 

なかなかスリルがあって楽しかったです。

なかなかスリルがあって楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【10/26(土)システマ南埼玉の練習風景④】 最後は、SさんとNさんの対戦。

【10/26(土)システマ南埼玉の練習風景④】
最後は、SさんとNさんの対戦。

 

 

 

 

 

 

なかなか白熱したスパーでした。

なかなか白熱したスパーですね。

 

 

 

 

 

 

結構疲れたかと思いますが、楽しくスパーできた様子でした。

結構疲れたかと思いますが、楽しくスパーできた様子でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ごく一部のワークしか紹介していませんが、
このクラスではおおよそ、このような内容でやってみました。

今回のクラスには、
システマ松戸で練習しているNさん
出稽古に来てくれました。
Nさんはブラジリアン柔術の経験者ということで、
今回のテーマのグラウンドワークにはピッタリだなと思いました。

グラウンドのレスリングでNさんと組んでみると、
さすがに極めも守りも強く、スパーしていても楽しかったですね。

常連のSさんも今回でシステマのクラス参加が10回目になるそうで、
以前に比べて動きがかなり向上してきた感があります。
クラスの終盤に行くに従い、グラウンドでの無駄な動きが減ってきて、
効率的な動きになっていったように思いました。

しかし、打撃有り、ナイフ攻撃ありのグラウンドの攻防も含めて、
2時間半盛り盛りの内容に詰め込んだせいか、
夜勤明けで寝ないで出稽古に来たという
体験参加のNさんは、結構疲れた様子でした。

システマの動きは省エネの方向性とはいえ、
グラウンドワークはそれなりに運動量が多いものです。
最近は忙しくてトレーニング不足で
太り気味の自分にとっても、良い運動になりました。

スタンドに比べて大変なグラウンドワークではありますが、
システマの動きの可能性を広げてくれるという意味では、
非常に良いトレーニングになるなと、改めて思いました。

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前回のクラスの感想の記事でも、
グラウンドワークの効用について書きましたが、
今回のクラスでは、さらにナイフワークを組み合わせたことで、
トレーニング効果が格段に上がったなと感じました。

スタンドでナイフワークをやる時も、
プッシュやストライクを捌くのに比べて
ナイフは数倍も危険を感じさせるものですから、
自ずと感覚が研ぎ澄まされますし
動きの精度を上げて練習に取り組むことになります。

それに加えて、グラウンドワーク&ナイフワークともなると、
トレーニング効果が高いメニュー同士の最強タッグのような感があります。
(ちょっと古い例えですが、ハンセン&ブロディの超獣コンビみたいなものですね。)

前回のクラスでは、グラウンドにいる状態で
スタンドの相手のパンチやキックを捌く練習をしたわけですが、
グラウンドでナイフ攻撃を受けるとなると、緊迫感が跳ね上がります。
少しでも居着いて固まってしまったら、あっという間にヤラれてしまいます。
とにかく、呼吸して、身体を動かせないと話になりません。
問答無用で、システマ四大原則の「動き続ける」感覚が養われるといえます。

また、ナイフ攻撃が怖いからといって、
グラウンドで無闇やたらと動き回っても、
スタンドの敵の方が絶対に速く動けますから、
冷静に間合いを詰められて、止めを刺されるような状況になります。

だから、グラウンドにいる人は、
スタンドの敵にしっかりとコネクトした上で、
有利な間合い・位置取りを保つように動く必要があります。
自ずと、武術的に効果的に動く感覚が身に付くといえます。

今回のクラスは参加者が少なかったこともあり、
自分も大半のメニューに参加しましたが、
グラウンド&ナイフワークに取り組むことで、
久しぶりにピリッとした緊張感を味わいました。

システマを長く修行していると、
大抵の練習に慣れてきてマンネリ感が出てくることもありますが、
今回のように効果的なメニューを組み合わせると、
まだまだ開発されていなかった感覚や動きが出てきて、練習が面白くなりますね。

今後のクラスでも、リードしている自分も
参加者の皆さんも楽しめる練習メニューを工夫していこうと思いますので、
これからのシステマ南埼玉に、ぜひご期待ください!

 

 

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システマ南埼玉

月曜(夜練)    22:00~23:30
木曜(夜練)    22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00

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