3月9日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)

このクラスでは、久しぶりにグラウンドワークを中心に練習してみました。

それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。

 

 

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景①】 押さえ込まれた状態から、過去にスタンドで練習した様々な動きや技法をグラウンドで試して逃れる、というワーク。グラウンドとスタンドの動きの共通点、相違点を確認することを目的に行いました。

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景①】
押さえ込まれた状態から、過去にスタンドで練習した様々な動きや技法をグラウンドで試して逃れる、というワーク。グラウンドとスタンドの動きの共通点、相違点を確認することを目的に行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景②】 グラウンドで押さえ込まれた状態から、プッシュを活用して流れるというワーク。プッシュがあれば何でも出来る・・というプッシュ万能論がグラウンドでも有効だと分かると思います。

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景②】
グラウンドで押さえ込まれた状態から、プッシュを活用して流れるというワーク。プッシュがあれば何でも出来る・・というプッシュ万能論がグラウンドでも有効だと分かると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景③】 今度は、グラウンドでのストライクで押さえ込みから逃れるワークを行いました。グラウンドで食らうストライクはスタンドの数倍効きますから、練習の際はかなり威力をセーブす?必要があります。

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景③】
今度は、グラウンドでのストライクで押さえ込みから逃れるワークを行いました。グラウンドで食らうストライクはスタンドの数倍効きますから、練習の際はかなり威力をセーブする必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景④】 クラス終盤には、おなじみの「第1のワーク」のグラウンド版をやってみました。スタンドでやる際は、テイクダウンするというゴールがありますが、グラウンドで行う場合は最初から倒れているわけですから、少し感覚が変わってきます。

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景④】
クラス終盤には、おなじみの「第1のワーク」のグラウンド版をやってみました。スタンドでやる際は、テイクダウンするというゴールがありますが、グラウンドで行う場合は最初から倒れているわけですから、少し感覚が変わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景⑤】 クラスの最後は、グラウンドでのレスリングのスパーで締めました。前回のクラスでは、自分とYさんの対戦が出来なかったため、今回は最初にYさんを相手にスパーしてみました。

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景⑤】
クラスの最後は、グラウンドでのレスリングのスパーで締めました。前回のクラスでは、自分とYさんの対戦が出来なかったため、今回は最初にYさんを相手にスパーしてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景⑥】 続いて、自分とK君の対戦。なかなか面白かったです。

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景⑥】
続いて、自分とK君の対戦。なかなか面白かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景⑦】 最後は、K君とYさんの対戦。総当たりでスパーできて、達成感がありました。

【3/9(土)システマ南埼玉の練習風景⑦】
最後は、K君とYさんの対戦。総当たりでスパーできて、達成感がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ごく一部のワークしか紹介していませんが、
 このクラスでは、このような内容でやってみました。

システマ南埼玉にはまだ経験が浅い人もいるため、
クラスの序盤は、グラウンドワークの様々なバリエーションを紹介して、
まずは動きの幅を広げてもらいました。


また、システマの動きで重要な「重心移動を生かす感覚」を常に意識してもらいました。
グラウンドで多くの筋肉を稼働させて動くと、非常に疲れてしまいます。
だから、グラウンドワークを練習すると、リラックスして重心移動を最大限に活用して
省エネで動く感覚が身につきやすいと思います。


クラス中盤からは、基本的なグラウンドの攻防技法を練習した上で、
グラウンドでの「第一のワーク」やレスリングのスパーに発展させました。

毎回、練習内容はかなり欲張りに詰め込んでいますが、
このクラスでも盛りだくさんの内容を練習することができ、
リードしている自分としても満足感がありました。


今回のクラスを通じて、参加者のYさんK君のグラウンドの動きが
明らかに良くなっていくのは、見ていて面白く感じました。
普段はあまりグラウンドワークの練習をやっていない分、伸び代は非常に大きいといえます。

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自分は、自宅などでの個人的な一人稽古でも、
グラウンドで動く練習を非常に重視しています。
基本的に、週に一度は必ず行うルーティンとして設定しています。

というのも、システマ修行を始めて2年くらい経った頃、
普段から熱心に練習していることだし、自分も結構上手くなってきたな・・と
少し自信がついてきた時期がありました。
(ちょっと天狗になりかけていた気もします。)

しかし、ある日のシステマジャパンのクラスに参加した際、
グラウンドワークが練習のテーマだったんですが、
自分でも予想以上に、グラウンドで満足に動けない!・・・とショックを受けました。

歩法の練習は毎日やっていたため、スタンドでは滑らかに動けるつもりでしたが、
グラウンドとなると、かなり勝手が違います。
情けないくらい、モタモタと鈍重な動きしかできませんでした。

そこで、「少なくとも週に一度は必ずグラウンドの動きの練習をしよう!」と決意しました。
それ以来、現在に至るまで、グラウンドワークの自主練の習慣がずっと続いています。

習慣的にグラウンドの動きを練習していると、
テイクダウンされて下に落ちることにも恐怖感がなくなり、
スタンド~グラウンドを自由に行き来する立体的な戦い方ができるようになります。

そして、スタンドとグラウンドの動きの境界線がなくなり、
立っていようと、しゃがんでいようと、寝ていようと、同じ感覚で動けるようになります。

また、グラウンドの動きに慣れていくほど、
スタンドの動きも滑らかに洗練されていきます。

だから、グラウンドワークは、システマの動きの上達のためには、
非常に効率が良い練習法だと考えています。

 

つきましては、システマ南埼玉では今後も、
グラウンドワークはクラスの練習のテーマとして、定期的に取り上げていこうと思いますので、
興味のある方はぜひクラスに参加してみて下さい。よろしくお願いします。

 

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システマ南埼玉

月曜(夜練)    22:00~23:30
木曜(夜練)    22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00

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