11月26日(土)に行った通常クラスの感想を
練習の記録として書いておきたい。

この日も、志木市民会館の部屋が取れなかったから、志木市民体育館で実施した。
エクササイズルームを使うのは初めてだったが、けっこう広くて快適な部屋だったから、
今後も機会があればまた借りたいと思う。

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ダンススタジオみたいな感じで、なかなか快適な練習環境でした。床が固いので、ローリングなどでグラウンドに落ちた時に自分のテンションに気づきやすいのもいいなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このクラスも前回に引き続き、
11月5日(土)・6日(日)の
ヴラディミア師のセミナーの内容のシェア
ということで、

2日目・午前中のワークを中心に復習した。

セミナー1日目も非常に濃い内容だったが、
2日目は特に、新鮮な驚きを感じる奥深いワークが多かったから、
個人的にも復習するのを楽しみにしていた。


ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介したい。

 

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【11/26(土) システマ南埼玉の練習風景①】 いわゆるグレイシートレイン状態で、先頭の1人だけでなく、全員を「見つけて」プッシュするというワーク。いきなりでは、なかなか難しかったようです。

 

 

 

 

 

 

 

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それにしても、プッシュする様子を横から見て、打つ人の姿勢や、力の伝わり方を観察すると、非常に参考になりますね。どの辺りがプッシュのエネルギーの伝達を阻害する要因になっているのか、よく分かります。今回のクラスに参加した方は、システマ南埼玉のFacebookページに載せているこの動画を見て復習していただくとよいかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【11/26(土) システマ南埼玉の練習風景②】 今度は、同じことをストライクでやってみました。手首が曲るとストライクのエネルギーが伝わらないので、もったいないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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また、2人を打つと思うと、おのずと力みが入ったり、余分なモーションが入ったり、姿勢が崩れたりするようです。自分もたまには動画を撮ってもらって、プッシュやストライクのフォームをチェックしようと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【11/26(土) システマ南埼玉の練習風景③】 こちらも、グレイシートレイン状態の複数の相手を打つというワークですが、「密度」の濃い部分を狙って打つ、という要素を加えました。

 

 

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このワークの動画を見ると、皆さん、「密度」の濃い部分を捉える点については、なかなか良い具合だと感じました。ただ、手首が曲がったり、肩に力みが入ったりしているために、複数の相手にうまくエネルギーが浸透していかない人が目立ちました。高度なインターナルワークをやる場合も、肉体的なエクスターナルな部分の準備ができていないと、なかなかうまくいきませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【11/26(土) システマ南埼玉の練習風景④】 相手の頭をプッシュするワーク。受け手の首に緊張が入ると姿勢が崩れて反撃できませんが、首がロックせずにリラックスして受け流せると、ストライクを返すことができます。

 

 

 

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また、ステップを広げて回避し、相手のプッシュが伸びきったところにカウンターを打つ練習も行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【11/26(土) システマ南埼玉の練習風景⑤】 ワークを発展させて、お互いに自由に顔面をプッシュやストライクしてよいフリーワーク形式でやってみました。自由な歩法と、首をリラックスして受け流すだけでなく、肩や肘を使ったディフェンスなども試してもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【11/26(土) システマ南埼玉の練習風景⑥】 動き回る2人を、一振りのストライクで打つというワーク。

 

 

 

 

 

 

 

 

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同時に両腕を伸ばして2人を打とうとする人もいましたが、このワークでは、片腕のみ使って一筆書きのような軌道で2人を打つようにした方がよいと思います。両腕を同時に使おうとすると、腕が伸びきったり、体が居着きがちなので、少なくともこのワークの中ではお勧めしません。片腕で複数をストライクしようとする方が、体が動き続けますし、位置取りにも敏感になるので、練習の効果が高くなると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【11/26(土) システマ南埼玉の練習風景⑦】 最後は、システマ南埼玉で恒例のフリーワーク。参加者全員によるマスアタック状態でやってみました。1人だけでなく複数を意識で捉えて打つ感覚や、自由な歩法、多段ストライク、肘・肩を使ったディフェンス・・・などなど、今回のクラスで練習した内容を全て活かして戦うことを目指しました

 

 

 

 

 

 

 

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フリーワークになると、なかなかうまくいかないことが多いですが、実際に対複数の自由攻防で使ってみることで、良い経験になったかと思います。また、やっぱりマスアタックは楽しいなと改めて感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このクラスの参加者7人のうち、
セミナー2日目を体験したのはリードした自分だけだったが、
サークルアップの時には、目からウロコがたくさん落ちたという感想もあり、
参加者の皆さんには充実感を感じていただいたようで嬉しく思った。

自分としても、セミナーの時にはよく分からなかった点について
理解を深めることができ、とても有意義なクラスになった。

前のクラスの感想にも書いたが、
ヴラディミア師のワークは短い時間で次々に進行していくために、
セミナーで一度経験しただけでは、全てを吸収することは難しいと思う。

後日、何度も復習していくと、1つ1つのワークの意味が分かり、
新たな気づきが芋づる式に湧いて出てくるから、非常に面白い。

セミナーの参加費としてそれなりに高い料金を払っているわけだから、
スルメやガムを長時間噛み続けるように何度も復習して、
ウラディミア師のワークを味わい尽くさないともったいないと思った。

特に、今回のクラスで面白かったのは、
複数の相手の「密度」の濃い部分を狙って打つ、というワーク。

この密度とは、肉体的な緊張が起きる前に、
脳の中で生じるものだとヴラディミア師は語っていた。

この密度について、細かい点はさておき、個人的には、
人それぞれの「意識」のようなものだとザックリ理解している。

この「密度」の濃い部分を捉える感覚は、
いわゆる「先の先」や、アンコンタクトワークなど、
様々な形で活用できるから、今後ももっと練り込んでいきたいと思う。
それこそ、巨大な鉱脈のような可能性を感じるから、
ヴラディミア師のワークをしゃぶりつくす気持ちで、探究していきたい。

また、今回のクラスで改めて思ったのは、
みんながワークしている動画を撮っておくと、
後で非常に参考になる、ということ。

ワーク中の動画は随時、システマ南埼玉のFacebookページに
載せているから、クラスに参加した方は特に、
自分の動きのチェックに役立てていただきたい。

ただ、iPhoneの動画をPCで見ると、画像が粗くて動作の細かい点が
分かりづらいのが悩ましい。スマートフォンの小さい画面で見ないと、
ちょっとつらい感じがある。

だから、次回以降は、もっと解像度を上げた形で
動画を撮っていきたいと思う。