9/13(日)に参加した「掛け試し稽古会」の感想をご参考までに載せておきます。
(mixiの日記の転載です。)
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今日は以前から興味があった「掛け試し稽古会」に参加してきた。
掛け試し稽古会とは、練空武館の高久 昌義 館長が
月に1回主催している武術の交流会のこと。
寸止め、または、ごくライトコンタクトの
スパーリングをなるべく多くの人達、様々な流派の方達と行うことで、
普段練習している技を自由攻防の中でいかに出せるか・・・を
学ぶ稽古会だと聞いていた。
・・ということで参加した今回の稽古会には、
おそらく50人近い修行者が集まったようで、
体育館にガタイのいい武骨な人々がズラッと列に並んでいるのを見ると、
なかなか壮観な感があった。
いざ稽古会が始まると、
空手をはじめ、中国拳法、総合格闘技、
キックボクシング、刀禅、システマ…などなど、
様々な流派の人達を相手に、延々とスパーを行った。
自分が普段やっているシステマのスパーとは
相手の間合いも戦い方も違うから戸惑う部分もあったが、
意外と普通に通用する部分もあり、楽しく稽古できた。
組んだ中には、相当な実力者もいて、
良いタイミングで顔面にパンチを食らったことも何度かあった。
ガチスパーでない寸止めで良かったが、これくらいの軽い感じだからこそ、
他流派の大勢の人と楽しく交流できるのだと思う。
今回の稽古会では、技術的な収穫はいろいろとあったが、
何と言っても、スタミナが最後まで持ったことが一番の驚きだった。
稽古会に参加するにあたり、
空手家のキックや間合いの違いも脅威だったが、
スタミナが切れてしまうのではないかという不安が一番大きかった。
普段から、走り込むなどの持久力を養成する練習はほとんどやっていないから、
長時間のスパーを続けると、ヘロヘロになるんじゃないかという気がしていた。
しかし、稽古会の本番では、
休憩を挟みながらも2時間半ずっとスパーをやっていて、
疲れがたまるというより、次第に快適になり調子が良くなってきた。
少し心拍数やテンションを上げて戦いに臨む格闘技的なスタイルでやると、
鍛えていないとすぐにスタミナ切れを起こしそうだが、
平常通りの心拍数やステイトを保つように気を配っていたら、
驚くほど楽に戦うことができた。
省エネスタイルのシステマをやっていて本当に良かったと思う。
今回、「掛け試し稽古会」に初めて参加してみて、かなりの刺激を受けたから、
今後もできればまた参加したいと考えている。
(嫁さんの機嫌が良くないと無理だから、毎回というわけにはいかないが・・・)