8月24日（土）に行ったクラスの感想を備忘録として書いておきます。
（特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。）
このクラスでは、かなり充実した練習ができて、
ここ最近の中では個人的に、最も楽しい気分を味わえました。
7月のヴラディミア・ザイコフスキー師の東京セミナーの
復習・シェアを最近は続けていましたが、
それも前回のクラスでひとまず終わり、それなりに
ザイコフスキー師の教えの理解が深められました。
ただ、セミナーの前まで重点的に練習していた「手袋脱ぎ脱ぎ」は、
しばらくやっていない間に練度が下がった感があります。
また、その前に集中的に練習していた
インターナルの繊細な感覚との整合性も取りたくなりました。
だから、このクラスでは、今までシステマ南埼玉でやってきた
インターナル感覚や「手袋脱ぎ脱ぎ」などのコンセプトと、
calmの深さを追求するザイコフスキー師の教えを
統合させようと思いました。バラバラに練習してきた内容の共通点を確認して、
シンプルな感覚に集約したくなりました。
それぞれのコンセプトに方向性の違いはありますが、
重要な要素は共通した部分が多いわけです。
自分の脳内でバラバラに離れていた３つ、４つのシステマのコンセプトの円を
ググッと真ん中に集約して寄せて、
中心の共通した部分の面積が大きいベン図のようにしたくなりました。
今回のクラスでは、そのような方針で色々な動きを検証してみましたが、
calmなステイトは全ての動きや感覚のレベルを上げる基盤のようなものですから、
それに繊細なインターナル感覚や、「手袋脱ぎ脱ぎ」などの術理を載せると、
当然ながら、さらに大きな効果を発揮することが確認できました。
そのような検証を行う中で、ザイコフスキー師が先日のセミナーで
重要なワークと言っていた呼吸と共にcalmの度合いを上げるワークはやはり、
日々の習慣として励行する価値があるなと改めて思いました。
今回のクラスで自分の脳内のベン図が
かなり良い感じに仕上げられて、満足感がありました。
前回までのクラスのように、参加したセミナーをなぞるように
復習・シェアをするのも楽しいですが、
おおよそ要諦を掴んで、学んだ術理や感覚を自分の動きに馴染ませたり、
自分のシステマ観に統合していく今くらいの段階が、
個人的には最も楽しい時期だと感じます。
今まで、ミカエル・リャブコ師やヴラディミア・ヴァシリエフ師や
ヴラディミア・ザイコフスキー師やシステマ大阪の大西さんなど、
凄い人達から色々とシステマの原理・術理を教わってきて、
それぞれに深い学びがありましたが、
別々のものとして感じられている段階では、
自分の中でまだ理解が深まっていないと思います。
各人の個性はあるにしても、みんな大体、伝えたい重要な要素は共通しているんだなと、
頭でなく体感を伴って理解できた時、自分の実力もそれなりに上がっていると考えます。
今回のクラスでは、そのような実感が得られたのが収穫でした。
次回以降も、色々と検証していこうと思います。
【8/24（土）システマ南埼玉の練習風景①】
最古参メンバーのIさんの崩しのデモ。今回のクラスの内容のほか、太極拳的な技法も入っている感じです。
【8/24（土）システマ南埼玉の練習風景②】
歩いてくる相手をプッシュで押し返すという昔からお馴染みのワーク。次第にノンコンタクトワーク気味に発展していきました。
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◆システマ南埼玉◆
月曜（夜練） 22：00～23：30
水曜・木曜（夜練） 22：00～23：30
土曜（通常クラス） 9：30～12：00
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システマ南埼玉【練習仲間 募集中！】リーフレット
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