7月8日(土)に行ったクラスの感想を備忘録として書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
このクラスでは、前回まで呼吸にフォーカスしてきた流れで、
受動的ブリージング、いわゆる第二の呼吸を中心に練習しました。
2016年頃にミカエル師のセミナーで第二の呼吸が知られるようになって、
同じ年の大西さんのWSでさらに理解が深まりました。
このクラスでは、当時のメニューを中心に復習しました。
自分は2016年頃から、毎週末の習慣のランニングの時など、
受動的ブリージングで走るようにしてきたため、かなり身についているとは思います。
普段のシステマの動きの際も、自然と受動的ブリージングをしているはずです。
というより、標準装備として当たり前の呼吸になっていますから、
今ではあまりそれを意識することもなくなっています。
しかし、ここ数年、仕事が忙しかったりして、
トレーニングが漫然とこなす感じになっているのもありますが、
システマの練習をする上で、停滞感を感じることが多くなってきました。
それなりに出来てはいますが、一定のレベルを超えられない感じがあります。
だから今回は、ミカエル師やザイコフスキー師から教わった
当時の厳密さで、受動的ブリージングに取り組んでみました。
今回の参加者は、最古参メンバーのIさんや、
夜練の常連のOさんなどのベテランだったため、
第二の呼吸の経験もそれなりにありました。
だから、全員が初心に戻って、ザイコフスキー師が要求するレベルの
厳密さで受動的に呼吸してみると、なかなか難しく感じます。
普段、受動的ブリージングをやっているつもりでも、能動的に呼吸していることが多そうです。
能動的な呼吸によるプッシュやテイクダウン、
鼻と口を開く呼吸で同じ動き、第二の呼吸による同じ動き・・と展開してみると、
それぞれの呼吸法による効果の違いが改めて明確になりました。
この辺りはベテランになると割と当たり前のことになると思いますが、
時々は、厳密に違いを確認すると良いなと感じました。
その後、過去のミカエル師やザイコフスキー師のセミナーの流れを踏襲して、
クラス前半は第二の呼吸、後半はインターナルフォーム、
最後に、第二の呼吸+フォームを統合した動き・・へと展開しました。
久しぶりに順を追って復習してみると、それぞれの関係性がよく分かりました。
クラス後半のフォームの練習になると、
システマと並行して太極拳も熱心に修行しているIさんによれば、
かなり太極拳の感覚に近いようです。
意識を広げて相手に作用させる感覚が、
太極拳で普段やっている練習内容とほぼ似た感じ、とのこと。
自分はその辺はよく分かりませんが、成る程な、と思いました。
今回のクラスでは、ベテラン相手に、密度の高い練習ができて、満足感がありました。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
水曜・木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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