8月18日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
このクラスでは、久しぶりにグラウンドワークをテーマに練習しました。
参加者の中には、システマ初体験の人が2人、
3年ぶりに南埼玉に来た人が1人と、システマ初心者が3人もいたため、
クラスの序盤は常連メンバーと別メニューで練習してもらうことにしました。
そして、初心者の方が少し慣れた段階で、
参加者全員で同じワークを練習する形に移行するなど、
クラスの進行の仕方を工夫してみました。
それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。
・・・一部のワークしか紹介していませんが、
今回のクラスでは、このような内容でやってみました。
先にも書きましたが、今回のクラスは
システマ初心者が3人(その内1人は3年ぶりの参加)、
常連メンバーが3人と、ちょうど半々に分かれたため、
クラスの序盤は初心者チームと常連チームとで
別メニューで練習してもらうことにしました。
具体的には、初心者チームには基本的な前ローリング、
後ローリングをみっちりと練習してもらいました。
その一方で、常連チームには、自分が自宅でよく練習している
グラウンドワークのルーティンをシェアして、グラウンドの動きの幅を広げてもらいました。
システマは初心者もベテランも同じワークをやることが良い点ですが、
あまりにも経験値が違う人達に同じワークをやってもらうのは厳しい場合もあります。
そのため、システマ南埼玉では時々、今回のように、別メニュー調整を行い、
参加者それぞれのレベルに合わせた内容を練習してもらうことにしています。
余談ですが、別メニュー調整というと、プロ野球選手っぽくて、
ちょっと渋くてカッコいいような気もしますね。
クラスの中盤以降は前回のクラスと同様に、
基本的な動きから、高度な動きへと発展させていきました。
まず、グラウンドでの押さえ込みや関節技、絞め技などに
対する基本的な対処の術理・技法を練習しました。
そして、昨年10月のミカエル富士山合宿以来、
システマ南埼玉では定番となっている「第1のワーク」をやってもらう中で、
立位~膝立ち~グラウンドと高さを変化させていき、グラウンドワークへと発展させました。
「第1のワーク」をやるたびに思いますが、
このようなシンプルで抽象度が高いフォーマット(枠組み)があると、
基本的な動きから高度な動きまでの一切合切を包含して練習できますから、
初心者でもベテランでも同じように楽しむことができます。
また、「第1のワーク」の中で、クラスの中盤で練習した
個々の術理・技法への理解が深まり、より大きな効果を発揮することができます。
だから、自分は「第1のワーク」が非常に気に入っていますし、
きわめて重要なワークだと位置付けています。
今回のクラスでは、初心者でもベテランでも同様に
グラウンドワークを楽しめるように工夫してみましたが、
参加者の感想を聞くと全体的に好評で、なかなか良い具合に進行できたように思いました。
別メニュー調整の後の全体練習の際も、ペアを組む際は基本的に
常連メンバーと初心者とで組んでもらって、
難しい細かい点については常連メンバーが
フォローするようにしたのも効果的だったと思います。
システマ南埼玉も2011年に発足してそろそろ8年目になりますし、
クラス全体で協調しながら上達を目指す方法論が
かなり確立してきたという気がします。
次回のクラスも今回に引き続き、
グラウンドワークをさらに発展させていきたいと
思いますので、よろしくお願いします。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:30~24:00
木曜(夜練) 22:30~24:00
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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