5月20日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
このクラスでは、5月16日(火)に参加した
システマLA・三谷愛武インストラクター特別クラス(主催:システマ北千住)
の内容をシェアしました。
参加2回目のSさんも来ることが事前に分かっていたため、
まずは前回のクラスと同様に、芋虫運動・座禅転がり・部分の動きなどの
基本的な鉄板ワークをみっちりと行いました。
そして、それらの基本ワークで養った
リラックス・重心移動・部分の動きなどの原理を
自分の動きに展開していく練習をした上で、
プッシュアップやスクワットを行いました。
プッシュアップやスクワットは、地中何センチ、何メートル・・など、
影響を及ぼす範囲を意識して。
続いて、プッシュやストライク、プッシュキックやキックなどの打撃を、
相手に入れる深さや影響の大きさを調節しながら入れる練習をしました。
相手の練度や状態を感じながら、浅く〜深く、
相手が受けられる範囲で、少しずつ程度を高めていきました。
そのように、基本的なシステマの動きの精度を高める練習をじっくりと積んだ後で、
クラスの後半は、三谷さん特別クラスの内容をシェアしました。
繊細なタッチによるナイフの捌きから、次第に崩しの度合いを深めていったり、
プッシュ、ストライク、キックによるナイフ攻撃、パンチ攻撃への対処などを練習しました。
三谷さんも含め、ヴラディミア師やマーティン・ウィラー、
ゼットラー兄弟、クオン・リーなどの北米系のマスター、シニア・インストラクターは、
来日セミナーの際は参加者に対し、気軽にビシバシと打撃を入れます。
その打撃は説得力がありますが嫌な感じはなく、
怪我をしない絶妙な度合いにコントロールされています。
動きの精度が高いから、打撃の繊細なコントロールができるし、
必要に応じてエグい威力も出せるわけです。
料理の時にナマクラな包丁を使っていると怪我をしがちですが、
よく研がれて切れ味が鋭い包丁の方がずっと安全といえます。
それと同様に、彼らの動きはコンバティブに見えても、実際はかなり安全な印象があります。
そんな意識もあり、今回のクラスでは、動きの精度を高める練習の後で、
三谷さん流のコンバティブな動きに取り組んだわけですが、
その試みは結構上手くいったと思います。
クラスの参加者は皆、楽しそうに練習できていました。
システマ南埼玉ではコンバティブなフリーワークはよく行うことですし、
今後も動きの精度を高める練習はしっかりやっていこうと思いました。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
水曜・木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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