少し時間が空いてしまいましたが、
6月24日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
今回のシステマ南埼玉の通常クラスは、
先週やり残した呼吸に関するメニューを、みっちりと行いました。
2017年のアダム・ゼットラー師の来日セミナーの内容を中心に、
「リラックスした体に呼吸を通して、エネルギーが満ちたフルな体で動く」というテーマで練習しました。
※↓2017年のアダム・ゼットラー師の来日セミナーの内容に興味がある方は、セミナーの感想をご覧下さい。
「アダム・ゼットラー東京セミナーの感想」
http://systema-minamisaitama.com/?p=60941
まず、ザイコフスキー師の呼吸で体のエネルギーを高めるワークから始めて、
ライトブリージングや、鼻と口を開く呼吸、受動的ブリージングなど、
様々な呼吸を使って、体の内圧性を高めることにフォーカスしました。
自分はここ数年、インターナルフォームの練習を中心にしていたため、
呼吸で内圧性を高めるようなワークはほとんどやっていませんでした。
だから、クラスの序盤は、過去に習得した感覚を思い出しながらやっていて、
今一つ不安的で、少し微妙な感じもありました。
しかし、様々な呼吸に関するワークをこなす内に、
呼吸とともに体に気血が回ってきたようで、
尻上がりで内圧が高くエネルギーが満ちた状態にもっていけるようになりました。
クラスに参加していた最古参メンバーのIさんも、
常連のEさんも、良い感じに仕上がっていました。
クラスの終盤では、2対1の激し目のフリーワークなども試しましたが、
相当不利な状況でも、呼吸を体に通せば、
何とかなる確率がかなり上がることが改めて実感できました。
アダム・ゼットラー師がセミナーで、
「体に通した呼吸が自分を守る盾になる」と言っていたのを思い出しました。
自分はここ数年、いわゆるインターナル・フォームの練習を中心にしてきましまたが、
厳しい状況で、フォームで主導した動きで確実に対処できる自信はありません。
ザイコフスキー師ほどの達人なら分かりませんが、今の自分の実力では、
その時々の状態や、相手との相性などで、フォームの効果に大きなブレが出てしまいます。
高度なだけに難しいといえます。
もっとも、「呼吸を体に通してエネルギーを満たしたフルな状態で動く」というのは、
インターナルワークといえなくもないですが、かなりフィジカル寄りの行為だといえます。
だから、そのスイッチを入れさえすれば、ほぼ100%、
自分の状態が高まりますし、相手にも確実に効かせられます。
ピンチの時には、非常に安心感があります。
今回のクラスでは、久しぶりに呼吸〜内圧性にフォーカスして練習してみましたが、
今後も定期的にやっていこうと思いました。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
水曜・木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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