10月21日(土)に行った通常クラスの感想を備忘録として書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
このクラスから、10月初旬に開催された
ミカエル師&ダニール師の富士山合宿の内容のシェアを本格的に始めました。
天候があいにくの雨のせいか、参加者は
自分と、システマ東埼玉を主宰するTさんと、常連のSさんの3人だけでした。
少人数ではありましたが、システマ歴が長いメンバーと
濃い練習ができて満足感がありました。
具体的な内容としては、富士山合宿1日目のメニューを一通りシェアしました。
目を閉じた状態でのブリージングウォークから始めて、
第1のワーク、第2のワーク、第3のワーク・・・だけに絞って練習したわけです。
普段よりワークの数が少ない分、1つ1つのワークを
じっくりと時間をかけて練り込めたのが良かったです。
それではご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。
・・・以上は練習内容の一部ではありますが、このクラスではほぼ、
「第1のワーク」「第2のワーク」「第3のワーク」に絞って練習してみました。
第1のワークだけをとっても、
姿勢、立ち位置、リラックス、重心移動、コネクト、インターナルフォーム・・・などなど、
様々な要素が反映できますから、非常に深みのあるワークだといえます。
参加者それぞれが練習していく中で気づいた点をシェアしあうことで、
数多くの気づきが得られる点も素晴らしいと思います。
ただ、デモで動きを示す際、参加者に説明するために
ある特定の要素や原理にフォーカスしてやってみると、
あまり良い動きにはなりませんでした。
相手を崩せはするんですが、ぎこちなさがあり、自然な動きではありません。
一方、ミカエル師のデモを見ると、様々な要素が有機的に絡み合い、
かつ、ごく自然な素晴らしい動きになっています。
自分もあのような絶妙な動きを目指したいものだと思いました。
また、特定の術理を使おうとすると、「頭で考えて動くモード」になってしまい、
「体で感じて動くモード」から離れがちです。
練習の都合上、今回はこの原理でやってみようと頭で決めた場合も、
実際に動く段階では「体で感じて動くモード」に切り替えておかないと、具合が悪いですね。
ブルース・リーが言っていたように、
“Don’t think! Feel!” という姿勢で練習に取り組みたいものだと思いました。
自分はどちらかというと、頭で術理を分析するのが好きなタイプです。
システマ南埼玉のクラスを運営する際も、ちょっと口で説明しすぎといいますか、
個人的な解釈を積極的に表現することが多いと思います。
それは、参加者に早く上達してほしいというサービス精神からやっている面もありますが、
先に説明しすぎると、それぞれの参加者が感じて、気づきを得る余地を
奪っているのではないか・・と反省することもよくあります。
もっとも、しばらくの間は「第1のワーク」「第2のワーク」「第3のワーク」を中心に
じっくりと時間をかけて動きを練る方針で練習する予定ですから、
今後は、あまり説明しすぎることは控え目にしたいと考えています。
参加者が「感じて動く」中で、その人なりの気づきが得られればいいなと思います。
・・ということで、システマ南埼玉は今後も
富士山合宿のシェアを続けて行く予定ですので、
興味のある方はぜひ一緒に練習しましょう! よろしくお願いします。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:30~24:00
木曜(夜練) 22:30~24:00
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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