5月12日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。

(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。

今回は、常連メンバーのほか、狭山市のM井さんも久しぶりに参加してくれて、
自分を含めて6名のクラスになりました。

練習のテーマとしては、5月下旬のミカエル師の来日セミナーの準備のため、
2016年のセミナーの内容を復習・シェアしてみました。

今回のクラスに参加した常連のIさんSさんは、
2016年のセミナーの直後に行ったシステマ南埼玉でのシェアクラスにも参加していましたが、
当時の練習内容はすっかり忘れてしまっている、ことでした。

そのため、2016年のセミナー直後のシェアクラスのメニューを
そっくりそのままなぞってみて、反応を見てみようと思いました。

【↓参考】

ちなみに、2016年のミカエル師来日セミナー後のシェアクラスは、こんな感じでした。
システマ群馬N呂IiTの武神館仕込みのエグい技が凄かったです。

「ミカエル東京セミナー1日目をシェアしました」


それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を

画像とキャプションでご紹介します。

 

 

8F440E78-CA56-4458-931B-C9642B41B966

【5/12(土)システマ南埼玉の練習風景①】 ナイフ攻撃をかわして捌くワーク。

 

 

 

 

 

 

593584F8-26D6-466F-A003-F2DDCE12C327

恐怖を感じたら体から出すことで、正しい選択・判断ができ、体が正しく動きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

391138C7-4819-4230-A46E-C30D7CFE1D99

【5/12(土)システマ南埼玉の練習風景②】 ナイフ攻撃により体に生じた恐怖や緊張を手に出し、攻め手をコントロールするワーク。

 

 

 

2607F189-6948-421B-BB7E-F4C8BC815B7F

攻撃が速くキツくなればなるほど、相手に返すパワーも強くなりますから、実戦で非常に効果的な術理だといえますね。

 

 

 

 

 

 

 

4DB56630-F686-4553-9F72-2CB3D0CB8F92

インターナルワークは実戦で非常に有効だなと、改めて感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

EF958A2A-F44F-485B-B966-E14154945228

【5/12(土)システマ南埼玉の練習風景③】 ナイフを捌きに、ストライクも加えたワーク。

 

 

 

 

 

 

86C36826-A452-4A7F-8D3B-647FAFD6CF3F

相手をコントロールしながら打つと良い感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1C475915-D7AF-4965-B6DB-8D2F7A0141F3

【5/12(土)システマ南埼玉の練習風景④】 最後は、今回のクラスで練習した術理を生かしてのフリーワーク。

 

 

 

 

 

 

12825E91-6BEE-481C-B5C3-EF121C4D9BEF

レスリング&プッシュ・ストライクも有りで。

 

 

 

 

 

 

126673EA-575B-425C-9204-081D05F24BA3

撮影係だった自分もスパーに混ざりたかったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・一部のワークしか紹介していませんが、
今回のクラスでは、このような内容でやってみました。

クラスの前半は、恐怖や緊張を体の中に入れず、外に出して処理する
というテーマを様々なワークで練習しました。

その中で、2016年の頃と同様に、参加者の反応が微妙だったものもありました。

具体的には、与えられた痛みの反応として起こる怒りや不快感、緊張などの感情を
自分の中に入れず、他の人にパスする、というワークです。

全体的に、ネガティブな感情をパスされても何も感じない人が、今回のクラスでも大半でした。
人それぞれ心身の感度も違いますし、かなり繊細なワークだけに、難しかったようです。

ただ、2016年のシェアクラスにも参加していた
常連のIさんSさんは、パスされた感情を少しは感じられたようです。
さすがに、システマ歴も長い2人は、
インターナル的な感度も上がってきているんだな、と思いました。

 

クラスの後半は、ナイフワークをみっちり行いました。

前半に行った「恐怖や緊張を体から出してクリアな状態にする」という術理を活用すると、
ナイフの捌きという緊張しがちな状況でも適切に動くことができました。

また、ナイフの脅威により生じた緊張を手に出して、攻め手に返すようにすると、
厳しい攻めになればなるほど攻め手に強い力が返り、
コントロールしやすくなることが、改めて確認できました。

インターナルワークというと、フワッとして繊細なイメージを持つ人が多いかもしれませんが、
危険な状況になるほど、物凄い威力や効果が出るものだと思いますね。
(もちろん、厳しい状況でもリラックスできるほどのシステマの練度が前提ですが。

今回のクラスで紹介した術理は、数年前はよく練習していましたが、
最近の自分はあまり使っていませんでした。
実戦で非常に効果的な術理を復習できて、自分としても充実した練習になりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

今回のクラスでは、2016年のミカエル師来日セミナーや
その直後のシェアクラスのメモを振り返りながら、
ほぼ同じ内容で練習してみたわけですが、
2016年の頃と現在を比較して、様々な発見がありました。

今では忘れてしまっていたことを思い出したり、
ミカエル師の達人技を間近で見た当時の新鮮な驚きが蘇ってきたり、
以前は難しく感じていた動きが今ではしっかりと血肉化されているのを感じたり・・と、
数多くの気づきが得られました。

自分は2009年5月にシステマジャパンで修行を始めてから、
参加したほぼ全てのクラス、セミナーの練習内容や感想をメモとして記録しています。
その膨大なメモが、昔の自分と現在の自分を比較したり、
システマの広範な体系を理解するのに大いに役立っています。

最近のシステマ南埼玉は、2014年~2017年の
ミカエル師来日セミナーの内容を復習しているわけですが、

このような取り組みも、セミナーのメモを取っていなかったら、難しくなったと思います。

システマ南埼玉に参加する皆さんも、
クラスやセミナーの練習内容や感想をメモしておくと、
後でけっこう役に立つのではないかと思います。

クワン・リー師が昨年の来日セミナーで言っていたように、
セミナーの最中にはメモは取らず、体験に集中した方がよいという考えもありますが、
家に帰ってから、セミナーの内容を思い出してメモを取っておくと、
記憶の定着がだいぶ違ってくるでしょうね。

ということで、今度の5月下旬のミカエル師&ダニール師の東京セミナーでも、
自分はメモをとりまくるつもりです。

メモを取った内容は、システマ南埼玉のクラスで
詳しく紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

 

——————————————————————————

システマ南埼玉

月曜(夜練)    22:30~24:00
木曜(夜練)    22:30~24:00
土曜(通常クラス) 9:30~12:00

——————————————————————————