10月29日(土)のシステマ南埼玉が
なかなか充実したクラスになったから、
その時の感想をご参考までに書いておきたいと思う。
具体的には、クラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介したい。
また、Facebookのシステマ南埼玉のページには動画も載せているから、
特にクラスに参加した方は復習のためにも、
自分の動きを動画でチェックしていただくとよいかと思う。
クラスの前半は、去年のヴラディミア師の東京セミナー内容をシェアしてみた。
テーマは「ストライク」。11月初旬に迫るヴラディミア師の
東京セミナーの予習の意味でも、タイムリーな内容になったと思う。
去年のセミナーでヴラディミア師から教わったストライクの技法は、
セミナー直後にもシステマ南埼玉でシェアしていたが、
率直に言って、その当時はただ、ヴラディミア師の教えをなぞるだけだったと思う。
その技法に関しては、自分のストライクの完成度は決して高いとは言えなかった。
しかし、それから1年にわたり継続して個人的に練習していたから、
そのストライクも大分良い具合に仕上がっていることが
今回のクラスで確認できた。
また、その技法はストライクだけでなく、テイクダウンなど様々な動きに
活用できることも検証できて、収穫が非常に多かった。
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クラスの後半は、第9回システマ風掛け試しを行った。
ただ、いきなりガチ気味の本番をやると、ほとんどの場合、
緊張しすぎたり、システマらしくないドラゴンボール的な攻防になる傾向がある。
ビシバシドカドカと弾き合うような打撃の応酬や、
組み合い力みかえって踏ん張ったりと、とにかく膠着しやすい。
だから、今回も掛け試しの形式を工夫して、
徐々に実戦仕様に慣れていけるように配慮した。
第1ラウンドから第10ラウンドまでの流れを
以下に紹介してみる。
第5ラウンド以降の数ラウンドは、参加者同士で相談して、
自分好みのスパー形式を選んでもらった。
最後の数ラウンドは、完全に制約のない掛け試しを行うという前提で、
そこから逆算して、自分を最も良い具合に調整できるように、
スピード、強度、打撃のみ/何でも有り・・・など、自由に選ぶ、というわけだ。
この試みはなかなか効果的だったと感じる。
自分で考えて最適なスパーを作っていくわけだから、
より主体的に工夫したスパーにしようという意識が生まれたと思う。
今回のシステマ風掛け試しは、過去最高の10ラウンドを実施したわけだが、
参加者は全体的になかなか良い動きをしていた。
それはなぜかと考えると、プッシュスパーから始めて、
最後のガチ気味掛け試しまで、丁寧に段階を踏みながら、
スパーの強度・難易度を上げていったことが大きかったと思う。
特に、今回から取り入れた
「自分を調整するために好みのスパー形式を選ぶ」という試みは
うまく機能したように感じる。
また、9月のシステマ南埼玉は、「呼吸強化月間」ということで、
システマ四大原則の1つ、呼吸をテーマに練習を積んできた。
そこで、掛け試しの際の緊張を緩和し、
リラックスして動けるようになるために、
呼吸を積極的に活用することを呼び掛けてみた。
普段の練習ではシステマの動きが上手にできる人でも、
掛け試しのような自由攻防になると、
途端に緊張でガチガチになることがよくある。
自由攻防になると、普段の練習より緊張感は数段上がるし、
相手の攻撃を食らうのではないかという恐怖感、
通常より速いリアルスピードへの戸惑い、
打撃がヒットした際の痛み・・・などなど、
リラックスした動きを疎外する要素がたくさん出てくる。
だからこそ、緊張も、恐怖感も、肉体的なダメージも、
呼吸によって緩和した方がよい。
掛け試しなど、厳しい状況になればなるほど、
呼吸を積極的に活用する必要がある・・・と伝えてみた。
その結果、掛け試しに毎回参加している常連メンバーはもちろん、
システマ初心者の方、掛け試しに初参加の方も、
スパーを重ねるごとに、リラックスして動けるようになっていったように思う。
今回の掛け試しの際に工夫したことが実を結んだようで、かなりの手ごたえを感じた。
また、スパーの終盤には自分も乱入して刺激的なスパーを重ねることができたから、
個人的な格闘欲もかなり満足できた。やっぱり、スパーは楽しい!としみじみ感じた。
昨年末から始めた「システマ風掛け試し」も、
回数を重ねるごとに、そのコンセプトが浸透し、
参加者全体の動きのレベルも上がってきているから、
今後も継続して掛け試しを実施していきたいと思う。
Great points. I like the fact that I can turn the shared anntiatoons on and off. I like to read a book clean to start with and then be able to see what other readers have thought afterward.