12月4日（土）に行ったクラスの感想を書いておきます。
（特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。）
今回は、システマのクラスは初めてという体験参加の方と、
平日の夜練の常連のOさんと一緒に練習しました。
前回のクラスと同様に、
システマのヒーリング要素を多目の内容にして
メニューを組んでみました。
前回のクラスから、少し内容を高度に発展させようかと思いましたが、
システマが初体験の方もいるということで、ごく基本的な内容を中心に練習しました。
まずは、システマの呼吸のやり方から始めて、
緊張を出し入れするワーク、四大運動、マッサージなど。
そこから、プッシュ、ストライクによるマッサージ、
相手をリラックスさせるテイクダウンやストライクなどに展開させました。
【12/4（土）システマ南埼玉の練習風景①】
相手の緊張を感じて、リラックスさせる感覚でプッシュするというワーク。
今回の体験参加の方は、システマの踏み付けマッサージをやる際、
身体の裏面や前面のどこを踏んでも痛がる感じはなく、
特に緊張が溜まっている部位はない様子でした。
話を聞くと、ブラジリアン柔術を習っているとのことです。
前回のクラスで、柔術を修行している別の方が体験参加した際にも、
身体の使い方が柔らかく、リラックス度が高い印象を受けました。
その点で、柔術の修行者は比較的、システマと馴染みやすいように思います。
【12/4（土）システマ南埼玉の練習風景②】
相手の緊張に働きかけてテイクダウンするというワーク。
一方、平日のシステマ夜練の常連のOさんは、
踏み付けマッサージを行うとかなり苦しそうで、全身に緊張が溜まっている様子でした。
プッシュの受け流しの時にも、強い抵抗を感じます。
おそらく、普段の仕事などの疲れがあったのだと思いますが、
過去のOさんの状態と比べても、今回は非常に体が固くなっていました。
だから、その後のワークでは特に、Oさんの緊張をほぐして、
リラックスしてもらえるように意識して行いました。
その結果、クラスの終盤には幾分、リラックス度が進んだようでホッとしました。
【12/4（土）システマ南埼玉の練習風景③】
赤子をあやすようなソフトなタッチでアプローチすれば、倒れまいとして抵抗する反応が生じることなく、テイクダウンできます。
自分も過去の修行歴を振り返ると、
キツ目のフィジカルトレを行った後や、仕事に追われて疲れている時には、
システマの練習の際に身体の緊張がなかなか抜けず、苦労したことがよくありました。
しかし、色々とシステマについて学んだり、様々な試行錯誤の結果、
身体に溜まった緊張を素早く抜く手法にはかなり習熟してきています。
そのため、ここ数年は、システマ修行とは別枠で、
囚人トレやケトルベルなどの筋トレをガシガシ行なっていますが、
特にシステマの動きに大きな影響が出ることは少なくなっています。
今後のクラスでも、今回のOさんのように、
身体に強い緊張が溜まっている人がいた場合は、
マッサージを入念に行ったり、素早く緊張を抜く手法をシェアしようかと思いますね。
【12/4（土）システマ南埼玉の練習風景④】
相手をリラックスさせるストライク。ソフトな拳の握りで、ダメージは与えずに、重みだけ届ける感覚で。
【12/4（土）システマ南埼玉の練習風景⑤】
掴みかかってくる相手を、今回のクラスで練習したプッシュやテイクダウン、ストライクなどを使って捌きます。コンバティブな意識でなく、相手をマッサージしてリラックスさせる感覚でやると良いと思います。なかなか難しいですが。
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◆システマ南埼玉◆
月曜（夜練） 22：00～23：30
木曜（夜練） 22：00～23：30
土曜（通常クラス） 9：30～12：00
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