6月22日(土)に行ったクラスの感想を備忘録として書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
このクラスでは、6/16(日)に参加した
大西亮一インストラクターの東京セミナー(主催:システマ東武)の
内容を早速、シェアしました。
この日は、志木市民体育館の部屋が取れなかったため、
久しぶりに館近隣公園での稽古になりましたが、
たまに野外練習すると、気分が変わって良い感じです。
6/16(日)のセミナーの後も、自分は仕事でパツパツに忙しく、
自主練でのセミナー振り返りはほとんど出来ずで、
このクラスがほぼ初回の復習になりました。
その割には、かなり良い具合にセミナーの時点で得た感覚が再現できて、
さらに深められたと思います。
常連のEさんを相手に、セミナーまでにシステマ南埼玉で色々と模索していた手袋脱ぎ脱ぎと、
大西さんに教わった本家?の手袋脱ぎ脱ぎとの違いも含めて、様々な検証を行いました。
それぞれの違いが明確になり、自分の理解も深まりました。
自分がセミナーまでに模索していた手袋脱ぎ脱ぎは、
手袋状に体表に出した緊張なりフォームなりを、
相手方向に放出するように脱ぐ、脱ぎ続ける感覚でやっていました。
コブラが左腕のサイコガンを出す時の義手が飛んでいく、飛んでいき続けるような感覚です。
それはそれで、昔、ダニールに教わった緊張をトランスファーして相手を崩す手法にも通じますし、
過去にザイコフスキーに教わったフォームの感覚にも通じるものがありますから、
決して駄目な方法ではないと思います。また、様々な状況で、かなりの効果や有効性があることは確認できています。
ただ、先日の大西さんのセミナーに参加してみて、
手袋脱ぎ脱ぎの感覚自体が、自分がやっていたものとは結構違うことに驚きました。
まず、「手袋を明確に作る」ことが重要な様子。その出来具合で、その後の動きの効果も相当違います。
また、手袋を相手に放出する、押し込むというより、
相手にめり込ませない、自分の体積の中で動く、という点も、驚きでした。
手袋を作って、脱ぎ続けながら、自分の体の中で、四大原則をクオリティ高く実行する、
ということのようです。その説明には、成程!と感じ入りました。
自分はシステマ修行も長くなっていますし、以前に比べたら大分、
calmなステイトで相手にアプローチできるようになっていると思います。
しかし、自分はもともと、YouTubeなどでミカエルやヴラディミアの物凄いストライクが
ズコーン!と相手を飛ばすのを見て、カッコいい!!と感動したのがシステマを始めた主な動機ですから、
相手に能動的に放射するようなアプローチをしたい感覚は根強く残っています。
男子たるもの、そんな気持ちは誰しも持っているのでは?とも思います。
もっとも、今回のセミナーを通じて、手袋脱ぎ脱ぎの状態を作れば、
それだけで相手とのコネクトは出来ているため、過剰に相手に放出するようなアプローチをしなくても、
自分の体積の中でリラックスして動くだけで、相手に大きな影響を与えられることが分かりました。
そのような、コロンブスの卵みたいな逆説的な発想には、
自分の独習や、近しい練習仲間との稽古だけでは、なかなか到達しないはずです。
その意味で、先日の大西さんの東京セミナーに参加して本当に良かったと思いました。
また、手袋脱ぎ脱ぎ的な感覚もおそらく、
ザイコフスキーの影響を強く受けているでしょうから、
7月のザイコフスキーの東京セミナーには、ぜひ参加しようと思いました。
2〜3年はリアルで会っていないから、直にまたザイコ成分を吸収したいものです。
—————————————————
◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
水曜・木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
★新規の練習仲間を募集中!★
※↓詳細はリーフレットを参照下さい
システマ南埼玉【練習仲間 募集中!】リーフレット
システマに興味がある方は、お気軽に体験参加にいらして下さい!
—————————————————-