7月18日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)

システマ南埼玉は3月から、コロナウイルス対策のために
長らくクラス開催を休止してきましたが、
7月に入ると、以前に比べれば状況も落ち着いてきました。

さらに、6月頃から他の多くのシステマ団体も始動していますから、
7月18日(土)に久しぶりにシステマ南埼玉のクラスを開催しました。

練習のテーマとしては、かなり久しぶりのクラスになりますので、
基本の
プッシュストライクから始めて、
クラス後半には
ショートワークに展開していきました。

これらの内容は、5月30(土)にコロナ対策のため急遽、
中止したクラスのために用意していたメニューですが、
クラスを実施できなくて残念でしたから、この機会に改めて練習してみました。

また、3月からの自粛期間中に
自宅での独り稽古で練っていた動きもシェアしてみました。

それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。

 

【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景①】 自分が大好きなプッシュスパーを久しぶりにやってみました。ショートワークを意識して、動きや意識の起こりを消し、相手に反応させずにプッシュすることを目指しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【参考動画】

元UFCファイターの菊野 克紀さんと
パンクラスのチャンピオンの升水 翔兵さんのパンチ対戦動画。
見ていて非常に面白いですし、効率的な動きの参考にもなりますから、
動画のリンクを載せておきます。

https://m.youtube.com/watch?v=GyH1l0hL2U8


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今回のシステマ南埼玉のクラスでも、

菊野さんの沖縄拳法の突きを考察して
ストライクとして再現したデモをやってみました。

以前、沖縄拳法の稽古会に体験参加した時に、
師範の方に沖拳の突きを体に打ち込んでもらったことがありますが、
打ち方の説明を聞いたり、受けた感触から分析すると、
システマのストライクとの共通点も結構あるような気がしました。
(沖縄拳法は門外漢の自分の素人考えではありますが。)

効率的な動きや、物理法則などを追求していくと、
突きやストライクの打ち方が似てくるのも自然かなと思います。

まあ、細かい理屈はさておき、
単純に見ていて大変面白い動画ですから、
興味がある方は、ぜひご覧下さい!

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【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景②】 菊野克紀さんの動画を参考に、沖縄拳法の突きを考察して、ストライクのデモとして再現してみました。動画を一回見ただけで、練習も全くやっていませんが、割とポイントは押さえられたんじゃないかと思います。① 腕の重みで打つ、② 遠心力を使う、③ 全身の体重移動を乗せる、と段階を上げていきました。 システマでは通常、あまり使わない動きもありますが、このような突きが戦いの流れの中でヒットしたら、相当な威力になるだろうと思いますね。

【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景②】
菊野克紀さんの動画を参考に、沖縄拳法の突きを考察して、ストライクのデモとして再現してみました。動画を1回見ただけで、事前の練習は全くやっていませんが、割とポイントは押さえられたんじゃないかと思います。こちらは、① 腕の重みで打つ、というパターン。

 

 

 

 

 

 

 

 

、② 遠心力を使う、③ 全身の体重移動を乗せる、と段階を上げていきました。 システマでは通常、あまり使わない動きもありますが、このような突きが戦いの流れの中でヒットしたら、相当な威力になるだろうと思いますね。

続いて、② 遠心力を使う、というパターン。

 

 

 

 

 

 

、③ 全身の体重移動を乗せる、と段階を上げていきました。 システマでは通常、あまり使わない動きもありますが、このような突きが戦いの流れの中でヒットしたら、相当な威力になるだろうと思いますね。

最後に、③ 全身の体重移動を乗せるパターン、・・・というように、少しずつ段階を上げていきました。システマでは通常、あまり使わない動きもありますが、このような突きが戦いの流れの中でヒットしたら、相当な威力になるだろうと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景③) 拳だけでなく、肩・肘・腰・膝・・など体のあらゆる部位でプッシュするというワーク。拳によるプッシュと同等の精度を意識して。

【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景③】
拳だけでなく、肩・肘・腰・膝・・など体のあらゆる部位でプッシュするというワーク。拳によるプッシュと同等の精度を意識して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景④】 続いて、体の各部でストライクするというワーク。体のどの部位でも、拳によるストライクと同様の精度で打てたら、戦う状況での動きの幅や選択肢が格段に広がると思いますね。

【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景④】
続いて、体の各部でストライクするというワーク。体のどの部位でも、拳によるストライクと同様の精度で打てたら、戦う状況での動きの幅や選択肢が格段に広がると思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景⑤】 ホールドしにくる攻め手に対し、受け手は体の各部を使ったプッシュやストライクで対処するというワーク。ショートワークの感覚も意識して。

【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景⑤】
ホールドしにくる攻め手に対し、受け手は体の各部を使ったプッシュやストライクで対処するというワーク。ショートワークの感覚も意識して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景⑥】 続いて、ホールドしにくる攻め手は、受け手のプッシュやストライクが感知できたら、かわしてり受けたりしてもよいというルールでやってみました。受けては、よりショートワークを意識して対処します。かなり実戦的なワークになります。

【7/18(土)システマ南埼玉の練習風景⑥】
続いて、ホールドしにくる攻め手は、受け手のプッシュやストライクが感知できたら、かわしたり受けたりしてもよいというルールでやってみました。受けては、よりショートワークを意識して対処します。かなり実戦的なワークになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ごく一部のワークしか紹介していませんが、
このクラスでは、おおよそ、このような内容でやってみました。

自粛期間中はほぼ毎日、自宅でじっくりとトレーニングしていたため、
動きやステイトなど、かなり良い感じに仕上がったという感覚はありました。
今回のクラスで実際に対人で試してみると、
明らかに以前より向上している部分が確認できて、手応えを感じました。

その一方で、自分では気づきにくい緊張や
動きの感覚のズレもあったため、
対人練習の中で調整することができました。
独り稽古も素晴らしいですが、
パートナーと組んでの練習はやはり、
格段に学びの効果が大きい
ものだなと思いました。

今回、久しぶりにシステマ南埼玉のクラスを開催できて、
大変楽しい時間を過ごせました。
まだコロナウイルスの懸念もある中で参加してくれた
IさんMさんには感謝したいと思います。

今後もコロナウイルスの感染状況が不透明ですから、
定期的にクラスを開催できるかどうかは分かりませんが、
気兼ねなくシステマの練習ができる世の中に
早く戻ってほしいものですね。

 

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【参考記事】

今回のクラスの後半では、ショートワークを意識した練習を行いましたが、
時間の都合で十分に説明できなかったため、
補足として、参考となる記事のリンクを掲載します。

クラスに参加した方はもちろん、
ショートワークに興味がある方の参考になれば幸いです。

・ショートワークとは何か?

システマ・トロント本部のHPに、ミカエル師、ヴラディミア師が
ショートワークについて説明した記事が掲載されています。
システマのショートワークの概念を知る上で、大変参考になると思います。

・ショートワーク感覚

システマ南埼玉の2017年のクラスの練習の記録。
昔からシステマ南埼玉では、ショートワークの感覚を重視してきました。
ショートワークが上手い人は、システマの実力が高いといえますし、
どれくらいショートワークが出来るかどうかが、
システマの練度を計る基準の1つになると思いますね。

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システマ南埼玉

月曜(夜練)    22:00~23:30
木曜(夜練)    22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00

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