10月23日(土)に久しぶりにシステマ南埼玉のクラスを開催しました。

2020年11月14日(土)のクラスの後は、
コロナウイルスの感染状況を考慮して長らく活動を休止してきたため、
ほぼ1年ぶりのクラス開催でした。

志木市民会館の会場を押さえていなかったため、
柳瀬川の館近隣公園での野外練習として行いました。

柳瀬川の館近隣公園。野外で練習する場としては、非常に快適なので気に入ってます。

柳瀬川の館近隣公園。野外で練習する場としては、非常に快適なので気に入ってます。

 

 

 

 

 

 

 


活動再開の告知を出した後、
ちらほらと複数の方から参加希望の連絡はいただいていましたが、
今回は急用で来られなくなった人もいて、
最古参メンバーのIさんとのマンツーマンの稽古となりました。

自分の記憶が確かであれば、2011年にシステマ南埼玉を立ち上げた当時の最初期から、
Iさんはクラスに参加してくれていたと思います。


システマ南埼玉を発足させた当初も、なかなか人が集まらず、
Iさんとのマンツーの練習をすることがよくあったものでした。
久しぶりに活動を再開して、初心に戻って練習したいと思っていたため、
昔からよく知るIさんが来てくれて嬉しく感じました。


今回のクラスは、7月に参加したヴラディミアのウェビナーで教わった
“ビジュアライゼーション”(可視化)をテーマに行いました。
ウェビナーを受けた時に、非常に興味深いテーマだと感じましたし、
自分でそれなりに練習もしていたため、
今回のクラスで実際に対人でビジュアライゼーションの効果を検証できて、
非常に充実した練習になりました。


“ビジュアライゼーション”というと、ヴラディミア師が言ったように、
イメージの働きが中心の概念ではありますが、人それぞれの捉え方によって、
ステイトやフォームや気など、幅広い要素が含まれてくると思います。
自分もIさんも、様々な武術を経験し、気功も熱心にやってきていますから、
過去の経験や素地も踏まえながら、ビジュアライゼーションについて
様々な角度で検証することができました。


自分は長らく一人稽古しか行えなかったため、
対人練習でどの程度に仕上がっているか、多少の不安もありました。
しかし、Iさんとワークして、推手的な攻防やプッシュスパーなど行うと、
すぐに昔の感覚が戻ってきました。
また、コロナ自粛期間中に積んだ練習の成果もかなり感じられました。


一人稽古も素晴らしいですが、対人練習から得られる情報量や、
的確なフィードバックは、圧倒的に修行の効果を高めてくれます。
久しぶりにクラスを再開できて、本当に良かったと思います。


ヴラディミア師は7月のウェビナーの中で、
ビジュアライゼーションについて、
たんなるイメージだけでは駄目で、
本当の力になっていないといけない、と語っていました。


だから、自分も実際の対人練習で、自由攻防の中でどれくらい
ビジュアライゼーションの効果を発揮できるか、今回のクラスで検証したわけですが、
結論としては、かなりの効果があると感じました。
ビジュアライゼーションを使ったアプローチに反応させることで、I
さんを推手的な攻防の中で、崩せることがよくありました。


もっとも、Iさんは過去に複数の武術でインストラクターを務めていた豊富な経験があり、
武術的な感度は相当に鋭敏ですから、ある意味で反応が良すぎる面もあったかもしれません。
その点も考慮して、今後のクラスの中でも、様々な人を相手にして、
ビジュアライゼーションの効果を検証していきたいと思いますね。


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システマ南埼玉

月曜(夜練)    22:00~23:30
木曜(夜練)    22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00

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