8月20日(日)にシステマ東武が主催した
大西亮一インストラクター(システマ大阪 代表)の
ワークショップ “Power & Sensitivity“ の3日目、
8月20日(日)のクラスに参加したため、

備忘録として感想を書いておきます。

このワークショップは、8月18日(金)・19日(土)・20日(日)の
3日間にわたり実施されました。

自分は都合もあり、日曜のWS 3日目だけの参加となりました。
金曜・土曜の
WSにも参加しておけばよかった!と思うほどの素晴らしい内容でした。

非常に素晴らしいWSでした!

非常に素晴らしいWSでした! 西嶋の個人的な感想としては、ここ数年に参加したセミナー・WSの中でも、最高の学びがあり、最大の満足度でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WS 3日目の内容をざっくり言うと、
相手と自分の境界線をなくす
インターナルフォームで相手とコネクトする
(大西さんは ”インターナルフォーム” という言葉は使っていませんでしたが
)、
相手に力や緊張でなく動きでアプローチする、といったテーマで一貫していた印象です。

高度なインターナルワーク、コネクト系のワークが中心で、
おそらく、WS 1日目、2日目の内容も含んだ集大成的な内容だったと思います。
WSのテーマで謳っている通り、システマ的な力、感受性を
高めるためのヒントが数多く得られました。

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大西さんの動きは相変わらず超絶的に素晴らしく、
以前よりさらに進化して、システマの理解も深くなっていると感じました。

WS参加者の様々な質問に対し、明確な答えを提示して、
実際に手合
わせして、大西さんの動き・感覚を
体感させてくれるたため、非常に充実感と満足感がありました。

WS参加者のほぼ全員が、大西さんと何回も組んでいましたが、
これだけトップインストラクターのシステマを体験できる
セミナー・WSは、滅多にないように思います。

自分も大西さんと数多く組むことができて、
その動きをリアルに感じることができました。

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自分はここ数年、仕事でパツパツに忙しくて疲弊していたり、
コロナ休止期間が長く、対人練習ができなかったりで、
システマ修行が随分と停滞していました。
しかし、今年から本格的にシステマ南埼玉の活動を再開して、
自分の練習時間もしっかり確保できるようになると、かなり進歩しつつある実感があります。

自分の中のシステマ熱がまた高まってきた流れに乗って、
今回の大西さんの
WSに参加したわけですが、
今の自分の状態にバッチリとハマって、
ここ数年に参加したセミナーや
WSの中では、最も収穫が多かったと思います。
今まで出来なかったり、出来ても精度や再現性が低かった動きが、
色々と出来るようになりました。

過去の大西さんのWSに参加した際には、
超絶的に凄い達人技!のように感じて、
WSの間には到底、自分ではできるようにならないような隔絶感がありました

しかし今回の
WSでは、過去にミカエル師やザイコフスキー師に教わった
インターナルワークの知見・経験が、自分の中で整理・統合されて、
頑張れば手が届く実感が湧きました。

今回のWSでは、システマ歴が長いベテランの参加者が多かったこともあり、
大西さんのデモに沿った動きを実際に再現できる人が多かったように思います。
日本のシステマ界のレベルも、昔に比べて、かなり上がったように感じましたね。

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自分としては、今年の4月にシステマ創始者のミカエル・リャブコ師が亡くなった後、
あの素晴らしい動き・感覚を体感できる機会が失われて、結構な喪失感がありました。
しかし、日本にはトップインストラクターの大西さんがいて、
システマ大阪のクラスや
WSに行けば、割と気軽に超絶的な体験をさせてくれるわけで、
その点では恵まれていると思います。

自分は今回のWSの最後の質問コーナーの際、
「ミカエル師が亡くなった後、どうやって修行のモチベーションを保ってるんですか?」
と、かなり直球勝負の質問を、大西さんに
ぶつけてみました。
その辺りは、日本のシステマ修行者の多くが、モヤモヤした気持ちを抱いている
デリケートな部分だと思いますが、せっかくの機会ですから、ズバッと聞いてみました。

大西さんの回答としては、

「自分の中ではミカエルは死んでいない。今でも生きている。」

「ミカエルからは、自分の今後の一生をかけても学びきれないほどの
教えをすでに受け取っている。ミカエルが亡くなっても、ザイコフスキーなど、
創始者のミカエルのシステマの欠片を持っている人から今後も学んで、
自分のものとしてどれだけ習得していけるかが、
自分のテーマであり、ミカエルへの恩返しになる。」

・・・ということを言っていました。
うーん・・・めちゃくちゃカッコいいじゃないですか!・・と内心、思いました。

その辺りのリアルな気持ちを聞けただけでも、
自分の励みにもなりましたし、WSに参加した価値はありましたね。

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今回、大西さんのWSに参加して、
自分のシステマの可能性が相当広がった感がありますし、
システマ修行への情熱もますます盛んになってきました。
今回のWSに参加して、本当に良かったと思いました。

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嬉しいことに、大西さんの東京セミナーは、
12月2日(土)・3日(日)にも実施されるようですから、

自分は次回もぜひ参加するつもりです。

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ははは

この画像は過去の夜練のものですが、システマ南埼玉ではこのような平日の晩の夜練をほぼ毎週、実施しています。

 

 

 

 

 

 

 

余談ですが、大西さんのWSに参加して数日後、
8月23日(水)のシステマ夜練では、
大西さんWSの内容を早速、シェア・復習しました。

常連のKさんとマンツーで、相手と深いレベルでコネクトするための
各種のワークを、基本的に
WSの流れをほぼなぞる感じでやってみました。

Kさんは、ちょっと高度すぎるかも・・とか、難しい・・と言っていましたが、
次第にコツを掴んで、割と良い感じにコネクトしていました。
夜練の最初のシンクロ率が
5%程度だとすれば、
終盤には2030%くらいには上がった感じです。
WSで得た感覚が鮮明な内に、自分が大西さんから得た体感を
ホットなままで伝えられて良かったです。

自分の中でも、みっちりと復習している内に、
WSで得た気付きが、かなり確信に近いくらいまで強化されました。
この数年の練習の中で模索していた感覚が、
大西さんの動きというエビデンスに触れたことで、
やっぱりこれでいいんだ!と実証された感じです。
WSに参加したことで、今までの殻を破って、かなり向上した実感があります。 

そんな感覚を得た人は、大西さんのWSに参加した
古参のシステマ修行者の中には、結構いたんじゃないかと思います。

1980年代に、カール・ルイスが100m10秒を切った頃から、
9秒台で走る選手が次々に出てきたように、
インターナルワークでこれだけのことが出来る!という確信が得られると、
一気に伸びる人が数多く出てきそうな気がします。

システマ南埼玉では、夜練に限らず、今後のクラスを通じて
数回にわたって大西さんのWSの復習・シェアをしていく予定です。
自分が大西さんから得たフィーリングを、少しでも伝えられたら、と思います。

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システマ南埼玉

月曜(夜練)    22:00~23:30
水曜・木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00

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