8月18日(日)に「掛け試し稽古会」に参加してきたので、
その時の感想を書いておきます。
掛け試し稽古会とは、練空武館の高久 昌義 館長が主催している武術の交流会のこと。
寸止め、または、ごくライトコンタクトのスパーリングを
なるべく多くの人達、様々な流派の方達と行うことで、
普段練習している技を自由攻防の中でいかに出せるか・・・を 学ぶことを趣旨としています。
自分がこの稽古会に参加するのは、今回が通算で6回目です。
また、6月・7月・8月と、3か月連続での参加となり、
かなりハイペースで掛け試しに参戦することができました。
※ → 参加1回目の時の感想はこちら
※ → 参加2回目の時の感想はこちら
※ → 参加3回目の時の感想はこちら
※ → 参加4回目の時の感想はこちら
※ → 参加5回目の時の感想はこちら
この日は大変暑かったため、3ラウンドごとに水分補給の休憩を挟み、
合計43ラウンドのスパーをこなせました。
自分の9連休の夏休みの最終日でしたが、
スカッと爽やかに格闘して締めくくることができ、充実感がありました。
今回、手合わせさせていただいた対戦相手の方々も、
かなりの手練ればかりでしたが、
特に、八極拳の使い手の方が印象に残りました。
功夫が物凄い感じで、動きがキレキレに鋭く、素晴らしい強さです。
10代の多感な時期に中拳漫画の「拳児」を読んできた世代としては、
八極拳の強い使い手と手合わせできて、グッとくるものがありました。
その方の動き自体は中国拳法らしくはあるものの、
割と普通の散打スタイルっぽかったんですが、
猛虎硬爬山などの絶招を食らったら、
どれほどの威力なんだろうと興味がわきましたね。
(実際に食らったら、相当なダメージなんだろうと思いますが。)
八極拳の方に限らず、参加者の皆さんは相変わらず手強く、
掛け試しの全体を通じて、刺激的なスパーを楽しめました。
自分もそれなりに掛け試し用の練習は積んできましたが、
掛け試し稽古会の常連の皆さんはさらにレベルアップしていましたし、
初めて手合わせした方々の中にも、オオッ!と思うような強さの人がいました。
世の中には、様々な武術の流派があり、
様々なスタイルの強さを持った人がいるんだなと思いました。
自分はドラゴンボールではありませんが、強い人と手合わせできると、
「オラ、ワクワクしてきたぞ!」という純粋な喜びを感じます。
今回の掛け試し稽古会も、そのようなドキドキ感、ワクワク感が満載でした。
対戦相手の中には、システマのスタイルとは相性が悪く、
かなりやりづらい人もいました。
また、そもそも、地力や功夫が凄い人には、
なかなか自分の動きが通じない・・というのも現実ではあります。
しかし、そのような厳しい手合わせの中で、
システマのスタイルから逸脱しない範囲で、
様々な対処法や動きを模索することで、非常に勉強になりました。
最近はシステマ南埼玉のクラスでもナイフワークをやってきましたが、
ナイフという強力な武器を使う練習をすることで、
システマらしい動きや感覚が研ぎ澄まされるという効果を大いに感じています。
そのような負荷が高い練習になるほど、
トレーニング効果が大きいという点は、
スパーリングについても同様だと思います。
掛け試し稽古会で、レベルが高く手強い相手と対戦することで、
自分のシステマの可能性を大きく広げられているなと、有り難さを感じています。
今回はたまたま、3ヶ月連続で掛け試し稽古会に
参加することができましたが、短期間に集中的に参加することで、
自分のシステマの動きをかなり練り上げることができました。
これから仕事が忙しい時期になるため、
今後は毎月のように参加するのは厳しいかもしれませんが、
なるべく間隔を空けないように参戦し続けたいと思いますね。
——————————————————————————
◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
——————————————————————————ら