12月17日(土)に行った通常クラス忘年会
の感想を書いておきたい。

このクラスでは、先週の復習として、
従来のシステマ流の能動的な呼吸、鼻と口を開く呼吸をざっと軽く練習した後で、
「第二の呼吸」(受動的ブリージング)の練習を本格的にガッツリと行った。

10月の大西インストラクター(システマ大阪)のワークショップの内容を中心にシェアしたが、
2ヶ月も経つと結構細かい点は忘れていて、再現するのに苦労した。
しかし、復習することで新たな発見もいろいろあって、充実したクラスになった。

ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介したい。

 

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【12/17(土) システマ南埼玉の練習風景①】 10月の大西インストラクターのWSで教わった「第二の呼吸」(受動的ブリージング)を習得するためのワークを、ほぼWSの流れ通りにやってみました。まず、第二の呼吸のやり方を説明した上で、腕を上下させたり、歩いてみたり、シットアップ・プッシュアップ・スクワット各100回やるなどして、動きから呼吸を導く感覚を養いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回のクラスは、10月の大西インストラクターのWSに参加した人や、前回の南埼玉のクラスに参加した人が多く、大半の人が何らかの形で「第二の呼吸」を経験していたため、割合にうまい具合にワークをこなしていたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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しかし、シットアップ・プッシュアップ・スクワット各100回などは、単純にキツかったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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システマ南埼玉ではこのようなフィジカル的にキツ目のワークをやることは滅多にありませんが、たまには必要かなと思いました。昔のシステマジャパンでは、ちょっと泣きが入ってしまうようなフィジカルのメニューをやることが多かったものですが、そのような練習を積むことで、システマの地力がしっかりとついた実感があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【12/17(土) システマ南埼玉の練習風景②】 こちらは前回のクラスでもやりましたが、10月の大西インストラクターのWSでやったワークです。相手に抑えられた腕を上げるのに、① 力で行う、 ② インターナルワークを使って行う、③ 第二の呼吸を使って行う、というものです。 このワークをすでに経験した人が多かったため、みんな第二の呼吸の大きな効果を感じられたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【12/17(土) システマ南埼玉の練習風景③】 第二の呼吸を使って、プッシュやストライクを行い、その効果を感じる、というワーク。従来の呼吸によるプッシュ、ストライク、鼻と口を開く呼吸によるプッシュ、ストライクも交えながらやることで、第二の呼吸との違いも味わってみました。うまくいけば、第二の呼吸を使ったプッシュ、ストライクが最も大きな効果を発揮すると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【12/17(土) システマ南埼玉の練習風景④】 こちらも、10月の大西インストラクターのWSでやったワークです。レベル6を使う感覚で、相手の体の高低差のある2か所にアプローチしてテイクダウンするわけですが、相手は倒れないように抵抗します。その時、背中をリラックスして(肩をチャージして)、第二の呼吸を使うと、相手は簡単に倒れます。また、テイクダウンする方は、両足に50:50くらいの均等なしっかりした接地感をもって立っておくことが大事だということです(この辺りは、WSの内容をうろ覚えですが・・・)。 背中のリラックスや、両足の接地感が大事というのは、開いた肺のパワーを活用するためなのだと自分は解釈しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【12/17(土) システマ南埼玉の練習風景⑤】 先ほどのテイクダウンと同じ感覚でストライクする、というワーク。肺を開いて、両足に均等なしっかりした接地感をもって打つと、崩れた姿勢でも良いストライクになります。体を空でなくフルな状態にして打つことが大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【12/17(土) システマ南埼玉の練習風景⑥】 相手のテンションを抜くワーク。ストライクを打たれると、受け手の意識のフォーカスが前に行ってしまうため、自然な体の強さがなくなり、どんどん打たれ弱くなってしまいます。背中側からアプローチして、意識のスイッチを後ろに入れ直してバランスを正すことで、より自然にストライクを受けられるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このような意識のコントロールに習熟すれば、アンコンタクトワークも簡単にできるようです。自分はどちらかというと物理的に殴ることを重視する方ですが、来年はそろそろアンコンタクトワークの習得にも本腰を入れようかなと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

練習の後は軽めの忘年会ということで、志木駅前で食事会を行った。
食事会といいつつも、昼間から酒を飲んでダメ人間感を味わいながら、
本音で楽しく交流できて良かった。

クラスの練習内容などの要望を聞いてみたら、
もっとマッサージしてほしいスパーリングの時間を長くしてほしい・・など、
率直な意見がいろいろと聞けて大変参考になった。

来年は、そのような参加者の要望を積極的に取り入れて、
システマ南埼玉・第二章を開幕させたいと考えている。

まずは、次回の12月24日(土)の通常クラス&第10回 システマ風掛け試し
早速、マッサージなどを練習メニューに取り入れていこうと思う。
(今までの南埼玉のクラスでは、戦うための動きの練習に時間を割きたいため、
マッサージをあまりやってこなかったが、システマの重要な要素が
抜け落ちていたな・・と反省している。

2011年にシステマ南埼玉を発足して5年半ほどになるが、
近頃では「明るく楽しく激しいシステマ」をはじめとした南埼玉ならではのシステマ観や、
フリーワークの際にシステマらしい攻防感覚を活かす姿勢なども、
参加者にかなり浸透してきたと感じる。

また、以前はなかなか人が集まらなかったものだが、
最近では、システマの上達に熱心な参加者が増えてきている。

来年はこの勢いを加速させて、楽しく実のある練習ができる環境を整えていき、
埼玉のシステマシーンをさらに盛り上げていこうと思う。