少し日数が経ってしまったが、
3月25日(土)に行ったクラスの感想を書いておこうと思う。
今回のシステマ南埼玉は、前回に引き続き、
3月上旬のザイコフスキー師の東京セミナーの内容をシェアした。
練習のテーマはもちろん、インターナルフォームを意識して動く、ということ。
具体的には、セミナー1日目午後のホールドへの対処や、
グラウンドの動きをやりたかったのだが、
いきなりインターナルフォームの感覚で動くのも難しいから、
前回の復習のワークもみっちりと行った。
ご参考までに、今回のクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介したい。
自分としては、ザイコフスキー師のセミナーの後に
インターナルフォームは何度か復習していたから、
近頃は割と自然に発動できるようになってきている。
しかし、今回のクラスでインターナルフォームをシェアしてみると、
この手の練習にあまりなじみがない人や
初めて経験する人には、かなり難しかったようだった。
体力的には特にキツくはなかったはずだが、
神経をかなり繊細に使ったから、
眠くなってきたとか、ダルくなってきたとか、脳疲労が出た人もいた。
(練習後に甘いものを食べたくなったかもしれない。)
自分もザイコフスキー師のセミナーに参加した時には
重い脳疲労が出ることがよくあるから、
慣れてない人が疲れるのは無理もないことだろう。
しかし、インターナルフォームで動きを導くことに慣れてくると、
ほとんどストレスなく自然に動けるし、その効果は絶大なものがあるから、
ぜひ練習を重ねていただきたいと思う。
例えば、システマ南埼玉の常連のSさんは
自分より体がデカくて重いのだが、
そのSさんが頑強に抵抗している状態でも、
インターナルフォームを意識してプッシュしたりテイクダウンすれば、
アッサリと簡単に動かせてしまう。
RPGなどのゲームに例えると、
体力も防御力も高いパワー系のモンスターに
物理的な攻撃でダメージを与えるのは大変だが、魔法を使うと、サクッと倒せたりする。
インターナルフォームで相手にアプロ―チする時の感覚もそれに近いように思う。
自分の意識で相手の意識に働きかけることで、
肉体的、物理的なパワーやスビードとは別の種類の影響力を及ぼして、
驚くほどラク~に相手が動いてしまう・・という不思議な感覚がある。
だから、なかなか難しいものではあるが、
システマ南埼玉のメンバーの皆さんは苦手意識をあまり持たずに、
インターナルフォームの練習に積極的に取り組んでいただきたい。
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余談だが、今回のクラスには、
特撮のTV番組や映画などでアクション俳優、スーツアクターとして
活躍しているTさんが体験参加してくれた。
自分も特撮はかなり好きだから、いろいろと話を聞けて楽しかった。
Tさんは古武術などの経験も豊富ということで、良い刺激を受けた。
また機会があれば、システマ南埼玉に遊びに来ていただきたいと思う。