3月18日(土)に行ったクラスの感想を
練習の記録として書いておこうと思う。
クラスの内容としては、前週のザイコフスキー師の東京セミナーで
教わった「インターナルフォーム」をみっちりと練習した。
なお、今回のクラスには、システマ南埼玉の発足当初のメンバーで、
今は山形に移住しているNさんが、出張ついでに参加してくれた。
南埼玉が発足して1年ほどの間は、参加者が全然集まらず、
Nさんとのマンツーマンの練習になることがほとんどだった。懐かしい!
Nさんは久しぶりのシステマの練習で、
いきなり最先端のインターナルワークをやったので戸惑ったかもしれないが、
楽しんでもらえたようで良かった。
山形でも人を集めて、ぜひシステマを続けてほしいと思う。
それでは、ご参考までに、今回のクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介したい。
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※【参考動画】
対複数のワークについては、ザイコフスキー師のお手本を見るといいと思います。
ごく軽くフワッとプッシュやストライクしているように見えますが、
相手のインターナルフォームにしっかり届いているので、大きく相手を崩しています。
https://www.facebook.com/197174687336/videos/10154396474677337/
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クラス終了後のサークルアップで感想を聞くと、
「インターナルフォーム」として練習するのが初めてのメンバーの中で、
今までやってきた繊細な重心移動やコネクトなどの練習との
違いがよく分からない、という人がいた。
それも、当然といえば当然ではある。
システマ南埼玉では、過去にザイコフスキー師の動きから影響を受けて、
その優れた要素を修得するためのメニューを練習にたくさん取り入れてきた。
だから、ザイコフスキー師が今回、新たに提示した
「インターナルフォーム」という概念・感覚も、
南埼玉で過去にさんざん練習してきた内容と親和性が高いのは自然なことだろう。
そもそも、インターナルフォームといっても、
あくまで過去の練習の延長線上であって、
システマの基本は昔も今も、そう変わらないのだと思う。
先日のセミナーで自分がザイコフスキー師と組んだ時の感覚も、
過去に手合わせした時の印象とほぼ共通していて、
純粋にレベルやクオリティがだいぶ上がった感じだった。
昔から、ザイコフスキー師はインターナルフォームの感覚で動いていたのだろう。
また、今回のクラスの感想としては、
インターナルワークの意味がよく分かったとか、
今までで一番分かりやすかったという声もあった。
ザイコフスキー師のような達人でない自分が伝えても、
これだけ評価されるということは、
先日のセミナーの内容はそれだけ素晴らしかったのだと思う。
これを機会に、インターナルワークは難しいとか、
分かりづらいとか、実戦で使えるの?・・・などの思い込みはなくしていただいて、
積極的にインターナルに取り組んでほしいと思った。
システマをやっていてインターナルをやらないのはもったいなさすぎる。
とはいえ、もちろんエクスターナルも大事だから、
肉体的なトレーニングも怠らないでほしい。
ロシア武術・システマの、非常に幅広く奥深い世界を
丸ごと全部、楽しんでいただければと思う。