少し時間が空きましたが、
7月15日(土)に行った通常クラスの感想を書いておきます。
このクラスでは、7月頭のアダム・ゼットラー師の東京セミナーの
2日目午前中の内容を、ストライクを中心にシェアしてみました。
この時は、いつも会場として使っている
志木市民会館が予約できなかったため、
志木市民体育館の多目的ホールを利用してみました。
普段より広いスペースで伸び伸びと練習できそうだと期待していましたが、
天井がガラス張りの日当たり良好すぎる環境で、
温室並みの蒸し暑さだったのには参りました。
滝汗クリステル状態になってしまいました。
しかし、汗でドロドロになりながら楽しくシステマをやることで、
日頃の疲れやストレスをデトックスできて良かったです。
それではご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。
・・・以上のワークを通じて、アダム・ゼットラー東京セミナーの
2日目午前中の内容をシェアしてみました。
主にストライクを中心に練習しましたが、
リラックスした体に呼吸を通して、
エネルギーや内圧を満たしたフルな体でストライクを打つと、
その効果が格段に高まることが再確認できました。
また、ストライクを受ける際も、
体の緊張でなく内圧で受けられますから、
強いストライクでも、その衝撃をエアバッグのように
分散することで、楽に受けられます。
今回のクラスでも、参加者全員がフルな体に仕上がっていましたから、
普段よりもストライクを重く、深く入れても問題なく、
ストライクの打ち合いや、けっこうコンバティブな感じのスパーにも
発展させることができました。
アダム師のセミナーの時は、
意外とモスクワ本部的なインターナル要素が多目なことに驚きましたが、
トロント本部的なコンバティブな要素ももちろんありましたから、
今回のシステマ南埼玉でも、両方の良い所取りをして、
“インターナル&コンバティブ” な感じでやってみたわけです。
今回は参加者が少なめでしたが、
いろいろと武術経験が豊富な常連メンバーが集まったため、
なかなかレベルが高めの内容が練習できて、満足感がありました。
自分は、繊細な感覚を基にした
インターナルワークを重視するモスクワ本部的なシステマも、
スカッとコンバティブに格闘するトロント本部的なシステマも、どちらも好きですから、
システマ南埼玉ではモスクワ系もトロント系も偏らずに
満遍なく練習してきたつもりです。
ただ、「今回はモスクワ的に繊細な感じで練習しよう」とか、
「今日はバキバキとトロント的に激し目にやってみよう」など、
その時々のクラスによってモスクワ系とトロント系を
切り替える感覚で練習していました。
しかし、7月頭のアダム師のセミナーに参加して、
インターナルな感覚を活かしながら
かなり激し目に格闘するシステマを体験してみて、
自分はこういうシステマがやりたいんだよ!と、
我が意を得たりという感がありました。
いわば、モスクワ系とトロント系のいいところどりで、
ラーメンにたとえば、チャーシューも煮卵も海苔もメンマももやしも全部乗せ、
麺も大盛りの、繊細かつコッテリ味のシステマ・・・というのが理想です。
こういうシステマをやろうとすると、
求められる要素が多く、レベルも高くなり、難しくなりますが、
今回のクラスを通じて、それなりに手応えがありました。
システマ南埼玉では今後もあと1~2回は
アダム師のセミナーの内容をシェアしていく予定ですから、
引き続き、インターナル&コンバティブなシステマを追求していきたいと思います。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:30~24:00
木曜(夜練) 22:30~24:00
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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