10月26日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
今回のクラスも前回に引き続き、
グラウンドの動きやグラウンドの攻防を練習しました。
前回は、「グラウンドの打撃対策」を主なテーマに設定しましたが、
今回はもっと範囲を広げて、抑え込み・締め・関節技や、
グラウンドでのナイフワークなどにも展開してみました。
それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。
・・・ごく一部のワークしか紹介していませんが、
このクラスではおおよそ、このような内容でやってみました。
今回のクラスには、
システマ松戸で練習しているNさんが
出稽古に来てくれました。
Nさんはブラジリアン柔術の経験者ということで、
今回のテーマのグラウンドワークにはピッタリだなと思いました。
グラウンドのレスリングでNさんと組んでみると、
さすがに極めも守りも強く、スパーしていても楽しかったですね。
常連のSさんも今回でシステマのクラス参加が10回目になるそうで、
以前に比べて動きがかなり向上してきた感があります。
クラスの終盤に行くに従い、グラウンドでの無駄な動きが減ってきて、
効率的な動きになっていったように思いました。
しかし、打撃有り、ナイフ攻撃ありのグラウンドの攻防も含めて、
2時間半盛り盛りの内容に詰め込んだせいか、
夜勤明けで寝ないで出稽古に来たという
体験参加のNさんは、結構疲れた様子でした。
システマの動きは省エネの方向性とはいえ、
グラウンドワークはそれなりに運動量が多いものです。
最近は忙しくてトレーニング不足で
太り気味の自分にとっても、良い運動になりました。
スタンドに比べて大変なグラウンドワークではありますが、
システマの動きの可能性を広げてくれるという意味では、
非常に良いトレーニングになるなと、改めて思いました。
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前回のクラスの感想の記事でも、
グラウンドワークの効用について書きましたが、
今回のクラスでは、さらにナイフワークを組み合わせたことで、
トレーニング効果が格段に上がったなと感じました。
スタンドでナイフワークをやる時も、
プッシュやストライクを捌くのに比べて
ナイフは数倍も危険を感じさせるものですから、
自ずと感覚が研ぎ澄まされますし、
動きの精度を上げて練習に取り組むことになります。
それに加えて、グラウンドワーク&ナイフワークともなると、
トレーニング効果が高いメニュー同士の最強タッグのような感があります。
(ちょっと古い例えですが、ハンセン&ブロディの超獣コンビみたいなものですね。)
前回のクラスでは、グラウンドにいる状態で
スタンドの相手のパンチやキックを捌く練習をしたわけですが、
グラウンドでナイフ攻撃を受けるとなると、緊迫感が跳ね上がります。
少しでも居着いて固まってしまったら、あっという間にヤラれてしまいます。
とにかく、呼吸して、身体を動かせないと話になりません。
問答無用で、システマ四大原則の「動き続ける」感覚が養われるといえます。
また、ナイフ攻撃が怖いからといって、
グラウンドで無闇やたらと動き回っても、
スタンドの敵の方が絶対に速く動けますから、
冷静に間合いを詰められて、止めを刺されるような状況になります。
だから、グラウンドにいる人は、
スタンドの敵にしっかりとコネクトした上で、
有利な間合い・位置取りを保つように動く必要があります。
自ずと、武術的に効果的に動く感覚が身に付くといえます。
今回のクラスは参加者が少なかったこともあり、
自分も大半のメニューに参加しましたが、
グラウンド&ナイフワークに取り組むことで、
久しぶりにピリッとした緊張感を味わいました。
システマを長く修行していると、
大抵の練習に慣れてきてマンネリ感が出てくることもありますが、
今回のように効果的なメニューを組み合わせると、
まだまだ開発されていなかった感覚や動きが出てきて、練習が面白くなりますね。
今後のクラスでも、リードしている自分も
参加者の皆さんも楽しめる練習メニューを工夫していこうと思いますので、
これからのシステマ南埼玉に、ぜひご期待ください!
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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