1月21日(土)に行ったクラスの感想を
練習の記録として書いておきたい。
このクラスでは、前週のクワン・リー師の来日セミナーの
内容を早速、キック中心にシェアしてみた。
STREET TOUGH TOKYOってカッコいいなと思いましたが、実際にセミナーに参加してみると、タイトル通りのタフな自分好みのシステマでした。
普段のクラスより厳し目の、それこそ “ストリート・タフ” な練習になったが、
実戦的で楽しかったと参加者から大好評だった。
自分も昔のシステマジャパンでやったような
激しく楽しいシステマを思い出して懐かしい気持ちになった。
ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介したい。
【1/21(土)システマ南埼玉の練習風景①】 ウォーキングマッサージをやるにしても、激しくバーストブリージングをしないと耐えられないくらい、キツ目に踏むよう求めました。クワン師並みにガチ気味にやりましたが、負荷が高い分、短時間で仕上げられますね。
【1/21(土)システマ南埼玉の練習風景②】 今回はクワン師のセミナー2日目の内容を中心にシェアしました。こちらは、様々なテイクダウンを自由に試しているところです。
【1/21(土)システマ南埼玉の練習風景③】 セミナーの際、クワン師から「地面に落ちる時、きっちりと後頭部を手でガードして下さい」と指摘されて、その練習を行ったので、今回のクラスでもやってみました。環境を信用しすぎるのは良くない、とのことです。地面に落ちる時に後頭部をガードするのは基本ですが、後頭部を岩などで打ったり、敵に攻撃されるのをリアルに想定して、真剣にやってきたかというと、そうでもなかった気がします。クワン師のセミナーでは常に、タフな環境を想定して、リアルに生き延びるための練習をするという姿勢で一貫していましたね。
【1/21(土)システマ南埼玉の練習風景④】 こちらは、テイクダウンされて地面に落ちる際、攻め手に後頭部をはたかれる、というワーク。しっかりと手で後頭部をガードする意識が身につきます。こういう趣向はやっていて面白いし、真剣味も増すので、今後の練習でもちょくちょく取り入れていきたいと思いました。
【1/21(土)システマ南埼玉の練習風景⑤】 プッシュキックで足にアプローチして、相手がどのように崩れるかを確認するワーク。この後は、キックによるテイクダウンへと発展させました。
【1/21(土)システマ南埼玉の練習風景⑥】 こちらは、後ろから迫ってくる攻め手から逃げながらも、常に視界に収めておく、というワーク。前半は歩きで、後半は小走りでやりました。攻め手から目を切ると、背後から攻撃を食らってしまいます。首を捻って攻め手を見ながら動くわけですが、体を捻ったテンション越しに攻め手を見るのではなく、体をリラックスして行うのが大事です。このワークもスリルがあって面白かったですね〜。
【1/21(土)システマ南埼玉の練習風景⑦】 こちらは、「動きの究極ワーク」と呼んで、システマ南埼玉で頻繁に行っているメニュー。5分くらいの短時間の中で、重心移動で自由に滑らかに動きながら、部分の動きや速度のコントロールや呼吸などなど、各人が好きなテーマで練り上げていく、というワークです。
この動きの究極ワークをやる中で、周囲の人たちにアプローチしだしてフリーワーク気味になることもよくあります。 このワークの後は、クワン師がセミナーで強調していた「歩くように蹴る」という要素を発展させて練習してみました。
【1/21(土)システマ南埼玉の練習風景⑧】 クラスの最後は、セミナーで教わった呼吸による回復ワークを行いました。10秒で上下するプッシュアップを通常の呼吸で行った後、溜まったテンションやストレスを「一呼吸で」吐き出す、というワークです。
たったの一呼吸で一気に回復するわけですから、大きな声を出しながら、全身でパワーのある呼吸をする必要があります。セミナーでは、参加者全員がこの呼吸ができるようになったとクワン師が認めるまで、10秒で上下するプッシュアップを少なくとも10回はやりました。今回、自分もクワン師になったつもりで厳しくチェックしてみましたが、時間の都合もあったので、5回くらいにとどめておきました。それでも、最後の方では皆さん、なかなか良い感じでパワーのある呼吸をしていましたね。
・・・以上の様々なワークをこなしたわけだが、このクラスをやってみて、
やっぱり、普段から真剣に実戦的な練習をしないといけないなとしみじみ思った。
少しキツくても、タフな練習をした方が強くなる実感が持てるし、達成感がある。
忙しい時期で、先日のクワン・リー師の来日セミナーに
行ったものか迷ったが、思い切って参加して良かった。
最近の自分に足りなかった要素が埋められた感じがある。
今後もシステマ南埼玉では少なくともあと2〜3回は
クワン師のセミナーのシェアを行う予定だから、
自分としても復習しながらどれだけ練り込めるか楽しみになった。