6月15日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
今回のクラスでは、キックをテーマにして練習を行いました。
5月2日(木)のシステマ夜練でもキックを練習しましたが、
土曜の通常クラスでキックを取り上げるのは、かなり久しぶりになります。
前回の通常クラスでは、拳によるストライクを練習したため、
今回のクラスではキックをテーマにするのが自然な流れかなと思いました。
また、自分は翌日の6月16日(日)に、2年ぶりに錬空武館の「掛け試し稽古会」に
参加する予定でしたから、他流派の手練れ達を相手にシステマ的なキックを使いこなすためにも、
今回のクラスで十分に復習しておきたいという気持ちもありました。
それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。
・・・ごく一部のワークしか紹介していませんが、
このクラスではおおよそ、このような内容でやってみました。
5/2(木)のシステマ夜練の感想にも書きましたが、
システマ南埼玉のクラスでキックを練習するのは、
おそらく、せいぜい年に2~3回くらいだと思います。
(だから、今回のクラスに参加した人はラッキーだったといえるかもしれません。)
それはなぜかというと、キックは当たれば威力が大きいですが、
手技に比べて動きが雑になりがちで、相手に怪我をさせてしまう危険性があるからです。
また、スパーなどでキックも有りにすると、殺伐とした雰囲気になったり、
下手なキックボクシングみたいな動きになりがちでもあります。
システマらしいキックを使いこなすには、それなりの練度が必要ですから、
経験が浅い人が多いクラスでは、なかなかキックをテーマに練習しづらいなという気がしています。
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自分としては、キックといっても、
「足を使ったプッシュやストライク」というだけで、
基本的には拳でのプッシュ、ストライクと同じだと考えています。
ただし、キックの場合は拳によるストライクと異なり、
蹴っている間は歩法による移動できない点が異なります。
移動しながらの蹴りもあることはありますが、隙が大きいですし、
相手に捌かれて自爆しがちでもあります。
キックは拳よるストライクに比べて、モーションが大きくなりがちで、
相手に察知されて反撃を食らうリスクも高いといえるでしょう。
そのような理由もあり、システマ南埼玉ではキックをテーマ
に練習する機会が少なかったのですが、
今回のクラスではキックのデメリットを減らすために、
「手と同様に繊細で精密な足の動き」を習得することに注力しました。
それが身についたら、キックのリスクをあまり気にすることなく、
気軽に蹴っていけると思います。
そして、システマの動きの幅が格段に広がることでしょう。
今回のクラスでは、システマのキックを初めて経験する人にも、
それなりにシステマ的なキック感覚を身につけてもらえたような気がします。
また、自分としても、システマのキックの動きの良い復習になりました。
とはいっても、キックは一度のクラスだけで一通り押さえられるほどの
浅いテーマではありませんから、今後はキックディフェンスなども含めて、
あと1~2回はキックの練習を続けたいと思います。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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