6月10日(土)に行った通常クラスの感想を書いておきます。
(クラスに参加した方は、備忘録として読んでいただけると有難いです。)
今回のシステマ南埼玉は、5/29(月)に行われた
ダニール・リャブコ師の特別クラスの内容を基に練習してみました。
ダニール師の特別クラスは、「緊張とリラックスのコントロール」というテーマで
首尾一貫していましたから、基本的にシステマ初心者にも分かりやすい内容だったと思います。
しかし、ダニール師の深いリラックスと絶妙な緊張のコントロールから生み出される
自由闊達な動きや、超絶的な技巧は、いきなり真似できるものではありません。
だから、今回のシステマ南埼玉では、ダニール師のワークをなぞりながらも、
そのような自由な動きを実現するためにはどうしたらよいか、
検証を重ねながら丁寧に練習を行いました。
また、うまくできない点があれば随時、それを改善するための補足的なワークも挟んでいきました。
それでは、ご参考までに、今回のクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。

【6/10(土)システマ南埼玉の練習風景②】 レスリングのスパーリングを、次の4段階に分けて、各段階を1分ずつ行いました。① 片方が目を閉じて、② 目を閉じる人をスイッチして、③ 両者とも目を閉じて、④ 両者とも目を開けて。

【6/10(土)システマ南埼玉の練習風景④】 先程のワークで相手を崩す時に、動きの起点がコネクトのポイントからズレているために、うまく崩せない場合がありました。それを改善するために、システマ南埼玉でよくやっている動きの究極ワークを挟んでみました。自分の体をPS4の格闘ゲームのキャラクターのようにイメージして、何百万もの画素のあらゆる点から、あらゆる方向に動く、というワークです。

システマ式に体の各部から動いているつもりでも、肩、腰、膝…など、意識しやすい決まった部位からしか動いていないことがあります。時には、右乳首から、胸椎の何番目から、肋骨の何番目から…など、普段はあまり意識しない部位から動いてみると、動きの自由度が格段に広がると思います。

【6/10(土)システマ南埼玉の練習風景⑤】 ダニール師の体に触ると、フカフカに柔らかく、かつ、適度な弾力のある質感でした。そのような体に近づけるために、数年前にザイコフスキー師から教わったインターナル養成ワークを行いました。呼吸して全身を均等にリラックスさせて、全身の血流を感じ、体の中からエネルギーを満たしていく、というワークです。このワークに習慣的に取り組むと、素晴らしい効果がありますから、お勧めです。

【6/10(土)システマ南埼玉の練習風景⑥】 プッシュする側が緊張とリラックスをコントロールするというワーク。受け手がプッシュに対して頑強に抵抗することで生じた緊張を抜き、リラックスすると、プッシュが自然に入っていきます。

【6/10(土)システマ南埼玉の練習風景⑦】 クラスの最後は、恒例のフリーワーク。レスリング中心で、プッシュも有り、前半の1分はお互いに目を閉じて、後半の1分はお互いに目を開けて行いました。もちろん、今回のクラスで養った感覚を活かすことを目指しました。
・・・以上のワークを通じて、
ダニール師の特別クラスの内容をシェアしてみました。
自分としては、ダニール師の特別クラスの時点では
うまく出来なかった動きを実現するためのヒントが、
今回の練習でたくさん得られたので満足感がありました。
せっかく特別クラスに参加しても、
「ダニール凄かったな〜」と感心しているだけではもったいないですからね。
自分はモスクワ本部やトロント本部からマスターやシニア・インストラクターが来日した際に、
セミナーや特別クラスで教わった高度な内容は、みっちりと復習して、
自分にとって血肉化したと感じられるまで、練り込むよう心掛けています。
今年の日本のシステマ界では、数多くのセミナーが立て続けに行われるため、
こなしきれないくらいの大量の課題が与えられている感もありますが。
ロシア武術・システマの急速な進化についていくのは大変ですが、
気合いを入れすぎない程度に、楽しく練習していきたいと思います。
特に、先日のダニール師の特別クラスは、
システマ上達のためのヒントが山盛りでしたから、
自分としては、まだまだ研究の余地が多く残っています。
つきましては、ダニール師から教わった内容を
忠実にシェアするクラスは今回でひとまず終了としますが、
今後も引き続き、システマ南埼玉のクラスの中で、
ダニール師のシステマのエッセンスを折に触れて復習していく予定です。
よろしくお願いいたします。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:30~24:00
木曜(夜練) 22:30~24:00
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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