4月8日(土)に行った通常クラスの感想を
練習の記録として書いておこうと思う。
この日はあいにく雨模様の天候だったから
集まりが悪いかと思ったが、システマ南埼玉は参加者9名と予想外に盛況だった。
今回はザイコフスキー師の東京セミナーをシェアするクラスの総仕上げということで、
前回に引き続き、 「インターナルフォーム」と
「第二の呼吸」(受動的ブリージング)を軸に練習した。
具体的には、セミナーの2日目後半のメニューを中心に、
ほぼ忠実になぞるような形でやってみた。
ご参考までに、今回のクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介したい。
この辺りでクラスも終了の時間が迫ってきたから、
ザイコフスキー師のセミナーの最後に行った
「インターナルフォームにアプローチするマッサージ」をやってみようと思った。
しかし、セミナー当日にこのワークをやった時は、
「理屈としては分かるけど、実際にどうやったらいいんだろう?」と
自分も戸惑ってしまったほど、繊細で高度な領域になってしまう。
(インターナルフォームの練習をある程度はやり込んだ今の自分なら、
それなりにやれる気もするが・・)
今回のクラスに参加した人たちも
おそらく混乱してしまうだろうと思い、
残念ながらマッサージを実施するのは控えておいた。
その代わりといってはなんだが、
インターナルフォームや第二の呼吸の効果を
実戦形式で試してみるためのフリーワークを行ってみた。
以上、今回のクラスの内容の一部をピックアップしてご紹介してみた。
参加者の中でも、システマ南埼玉に久しぶりに参加した人は、
普段やっていない高度な原理を練習したわけだから
難しく感じたり、戸惑いがあったかもしれない。
しかし、「インターナルフォーム」と「第二の呼吸」を
一度でも練習していたメンバーは、最初に経験した時に比べれば、
けっこう慣れてきたのではないかと思う。
自分は3月上旬のザイコフスキー師のセミナーの後、
1ケ月にわたり、南埼玉のクラスや自主練でずっと復習してきたから、
インターナルフォーム感覚については、かなり馴染んできている。
練習していく中で、インターナルフォームを身につける過程は、
子供の頃に自転車に乗る練習をしていた時の体験に似ているように思った。
自転車に乗れるようになるまでは、
何度も転んだりして非常に難しく感じたものだが、
いったん乗れるようになってしまえば、
もう当たり前に、ラク~に乗れるようになる。
普通に歩くより何倍も速く快適に走れる自転車に乗れるようになると、
一気に行動範囲が広がるし、自転車に乗らないことは考えられなくなる。
こんなに便利なものは、使わない手はないなと。
自分の場合、インターナルフォームも同様の感覚で捉えている。
ある程度できるようになってみると、
普段から使って当然のものになり、特に難しくも感じなくなっている。
そして、これからもっと精度を上げて、
自分の可能性を広げていこうという意欲がわいている。
もちろん、自分はザイコフスキー師のレベルにはまだまだ到底及ばないが、
ここ1ケ月の間に練習しただけでも、それほどの大きな手応えを感じた。
なお、高度な最先端の内容ばかりやっていてもバランスが悪いから、
次週からは、またシステマの基本的な要素をじっくり練習する路線に戻そうと考えている。
とはいっても、「インターナルフォーム」や「第二の呼吸」は
やればやるほどシステマの可能性を広げてくれるものだから、
システマ南埼玉の参加者の皆さんには、
普段のトレーニングでぜひ継続的に取り組んでいただきたいと思う。