2月2日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
今回のクラスは、次週にザイコフスキー師の東京セミナーを
控えていることもあり、その予習的な内容を練習しようと思いました。
もっとも、現在の南埼玉の参加者にはまだ経験の浅い人が多いため、
システマ的な体の使い方の練習から始めて、
段階を踏みながら、高度な動きに発展させるメニューを組んでみました。
それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。
・・・ごく一部のワークしか紹介していませんが、
このクラスでは、このような内容でやってみました。
繰り返しになりますが、今回のクラスでは、
システマ的な体の使い方の練習から始めて、
段階を踏みながら、高度な動きに発展させるメニューを組んでみました。
そして、最終的には、次週のザイコフスキー師の東京セミナーの
予習になるような領域にまで到達できれば・・と考えていました。
具体的には、
① 筋肉を(あまり)使わない動き
(インナーマッスル優位の動き)
② 重み、重心移動を活用する動き
③ インターナルワーク
(身体の中を感じて使う動き)
④ インターナルフォーム
(身体の意識を感じて使う動き)
・・・という流れで、参加者の皆さんの動きの質を上げていこうと思いました。
このような段階は、システマで言われる
レベル1(エクスターナル/オールドスクール)、
レベル2(インターナル/ニュースクール)とも
おおよそ一致しているのではないかと思います。
明確に区分できるわけではありませんが、
レベル2ではインターナルワークの要素が強くなり、
もっと高度になると、インターナルフォームの要素が強くなる、という感じでしょうか。
システマのそれぞれの段階で、各要素の強さの
濃淡やグラデーションがあると自分は認識しています。
このようなコンセプトで今回のクラスを進めていったわけですが、
最も経験が豊富なのがシステマ歴1年強のT田さん、という状況だったため、
想定通りのフルメニューをこなすまでには至りませんでした。
まだクラスへの参加が数回というメンバーが中心でしたから、
上記の段階の①と②をじっくりと練習するのに時間ががかり、
③のインターナルワークや④のインターナルフォームには辿り着けませんでした。
まあ、そもそも、システマの動きの発展の歴史を1回のクラスで概観する、
というのは2時間半の練習時間では厳しかったなと思います。
(半日くらいのセミナーなら別ですが・・・)
しかし、①と②までしか進められなくても、
参加者の皆さんの動きが目に見えて良くなっていくのは感じられましたから、
リードしている自分としては満足感がありました。
細かい技術を学ぶのではなく、
エンジン(動力)やセンサー(感覚)を根本的にバージョンアップさせて、
動きのシステム自体を変革してくれるのがシステマの素晴らしさだと思います。
そういう意味では、今回のクラスは結構な成果が得られました。
次週のセミナーの後は、ザイコフスキー師から教わった
最先端のシステマを南埼玉でシェアすることになりますが、
そのための下地作りはできたのではないかと思います。
個人的には、2/9(土)2/10(日)の東京セミナーで、
1年ぶりにザイコフスキー師の超絶的な動きに
触れられるのが今から非常に楽しみです。
セミナーで学んだ内容は、システマ南埼玉のクラスで
じっくりと復習・シェアしていく予定ですので、よろしくお願いいたします。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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