6月22日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
この日は天候が曇り気味で、朝から雨も降りそうな気配がありましたが、
今回のクラスには自分を含めて7名と、そこそこ多くの参加者が集まりました。
そのため、同じワークの中でも途中でパートナーチェンジをたびたび行って、
様々な相手と意見交換できるようにしました。
参加者が少ないよりは、多くの人が集まる方がやはり、
練習する上でも効果が上がりますし、クラスの雰囲気も活気が出てきます。
天気が悪くても、システマ南埼玉に練習しに来てくれる熱心なメンバーの存在は
ありがたいことだなと思いました。
このクラスのテーマは前回に引き続き、キック、レッグワークとしました。
前回はプッシュキックの段階までしか進みませんでしたが、
今回は足によるストライクとしてのキックや、キックディフェンスにも発展させました。
それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。
・・・ごく一部のワークしか紹介していませんが、
このクラスではおおよそ、このような内容でやってみました。
クラスの冒頭ではまず、
システマの4大原則を体現したステイト、
システマ的な動きの正確性・速さ・パワーを
高度に実現するステイトの作り方をシェアしました。
この独特のステイトの概念は、システマ南埼玉の古株メンバーは
何十回も聞いているはずの内容ですが、最近はまだ経験が浅い人も増えてきたため、
今回のクラスで改めて紹介してみました。
先日、錬空武館の掛け試し稽古会に久しぶりに参加して、
様々な武術・格闘技の手練れとスパーで対戦した時も、
自分は基本的な心身の備えとして、今回のクラスで紹介したステイトを使っていました。
プレッシャーがかかり緊張度が高まる実戦的な状況になればなるほど、
基盤となるステイトの強靭さが重要になると思います。
より繊細な感覚や、高度なステイトもありますが、
基盤となるステイトが充実していることが前提で、
それに上乗せする形でこそ、うまく働くと考えています。
だから、システマ南埼玉で熱心に練習する皆さんは、
今回のクラスでシェアしたステイトを、なるべく基本的な感覚として、
普段の動きから意識するとよいかと思います。
そうすれば、システマの上達の速さが数倍は変わってくるでしょう。
実際に今回のクラスでは、基本となるステイトを養った上で
キックの練習に進みましたが、参加者の動きは全体的に良い感じで、
経験が浅い人もシステマらしいキックを身につけつつありました。
久しぶりに前回・今回とキックのクラスを2回続けただけですが、
自分の予想以上にトレーニング効果が出ていた印象で、
リードする立場としても満足感がありました。
システマ南埼玉では、クラスの最後に毎回、フリーワークを行なっていますが、
今後はキックを積極的にスパーリングに取り入れてもいいかなと思いました。
——————————————————————————
◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
——————————————————————————