11月13日（土）にシステマジャパンの主催による
ヴラディミア・ヴァシリエフ師の
“ビジュアライゼーション – 可視化の役割 第三弾『最終章』
– STRIKE & WEAPON” Webinarに
参加しましたので、その感想を備忘録として書いておきます。
- ビジュアライゼーション – 可視化の役割 のWebinarのシリーズも最終章ということで、ぜひ参加せねば！と思いました。
過去の2回のビジュアライゼーション（可視化）に
関するウェビナーに参加した際には、その大きな効果を実感しました。
また、自分が好きな武器やストライクの動きに活かすための
ビジュアライゼーション（可視化）の総決算的な内容ということで、
ぜひ参加せねば！と思いました。
今回も非常に多くのワークをこなしましたが、
ウェビナー全体では一貫したテーマがあり、
しっかりと整合性が取れているという素晴らしいリードぶりで、
さすがはヴラディミア師だなと、感心しました。
ナイフやスティックの感覚を使ったストライクなども練習しましたが、
武器の感覚やイメージを使うと、動きの質を向上させる効果が
素晴らしい！と改めて思いました。
まず、ナイフを柔らかく握る感覚を養います。
ナイフを握った拳でストライクしたり、片方の手でナイフを握った感覚をもう片方の拳に移してストライクすると、非常に良いストライクになります。
また、ナイフを握っている時の感覚やイメージ、ステイトを使うと、相手の反応が変わり、コントロールしやすくなります。
自分はウェビナーの少し前に行ったトレーニング（坂道ダッシュ）の際に
右ふくらはぎを軽く肉離れしてしまっていたのですが、
日常生活の中で痛めた箇所をつい庇うようで、腰や左足に強い緊張が出ていました。
そのため、11月11日（木）に行ったシステマ夜練の際には、
ストライクがかなり固く、詰まった感触になっていました。
効果的なストライクを求めて日々、熱心に工夫する中で、
意識の上での凝りや偏りも生じていたかもしれません。
そういうわけで、今回のウェビナーに参加した時点では
ストライクの調子がかなり悪かったのですが、
ヴラディミア師のリードに従いワークをこなす内に、
身体に溜まった緊張や偏りが補正されて、
軽快で、鋭く、重いストライクが打てるようになった感がありました。
結構なスランプ状態から、かなり好調な時の
ストライクに一気に改善されたのには驚きました。
スティックを持った状態でストライクしたり、スティックを持った感覚でストライクすると、スティックの重みや幅を活かした効果的なストライクが打てます。
イメージの力を活用することで、床からの片手プッシュアップも、普通にやるよりは簡単にできるようになります。
ナイフを握る感覚・イメージを生かして打つストライクも練習しましたが、
これもやはり、ストライクを改善する素晴らしい効果がありました。
自分は過去に、錬空武館の主催による
掛け試し稽古会（様々な武術の流派の修行者によるライトスパー会）に
何度か参加したことがありますが、その際には、
このエアナイフ感覚を生かした動きをよく使っていたものでした。
他流派との緊張感のある自由攻防の中では、かなり重宝した記憶があります。
コロナ禍による長い休止期間を終えて
10月にようやくシステマ南埼玉のクラスを再開したばかりですが、
いずれはまた、掛け試し稽古会や手合わせ稽古会などの
他流派の修行者の方々との交流の場にも、積極的に出ていきたいと思いますね。
その際にはきっと、今回のウェビナーで学んだ
ビジュアライゼーション（可視化）の要素を大いに活用することでしょう。
ヴラディミア師の姿を長年見ていますが、今でも相変わらず、強くてカッコいいですね！ このような素敵な年の取り方をしたいものだと思います。
今回のウェビナーに参加して改めて思いましたが、
この盛り沢山の濃い内容で、受講費2500円は非常にお得すぎます！
安価で気軽に参加できるウェビナーで、かつ、情報量が膨大ですから、
ついサラッと参加したまま流す感じになりがちですが、
それは非常に勿体ないと感じました。
キッチリと今後の日々の練習でやり込んで血肉化したいと思いますね。
最後に、ビジュアライゼーション（可視化）という新たな可能性を開いてくれた
ヴラディミア師と、素晴らしいウェビナーを企画・運営していただいた
システマジャパンの皆さんに、心より感謝したいと思います。
ありがとうございました！
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◆システマ南埼玉◆
月曜（夜練） 22：00～23：30
木曜（夜練） 22：00～23：30
土曜（通常クラス） 9：30～12：00
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