4月23日（土）に行ったクラスの感想を書いておきます。
（特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。）
今回のクラスは、柳瀬川の館近隣公園での野外練習でした。
参加者は、初参加のMさんだけだったため、
マンツーマンのプライベートレッスンのようなクラスになりました。
会場を変えて野外練習になると参加者が減りがちになるのは仕方ないですが、
前回から「コネクト感覚」をテーマに設定し、
今回も引き続き、さらにコネクト・コンタクト系の練習を発展させるつもりだったため、
難解すぎる内容になるのでは？と、敬遠されたかなという気もします。
過去のシステマ南埼玉の歴史を振り返っても、
コネクトやインターナルワークの成分を濃くしていくと、参加者の反応が今ひとつになる傾向があり、
その都度、エクスターナル成分をまた増やす・・などしてきました。
モスクワ本部のように、インターナル要素を中心にすることは、なかなか困難でした。
なので、今回のクラスがマンツーマンの練習になることが分かった時には、
練習内容のレベル感をどの辺りに設定しようかな？と悩ましく思っていました。
しかし、クラスを始めてみると、思いのほか、手応えがある充実した練習になりました。
というのも、システマ南埼玉には初参加のMさんは、
システマジャパンを中心に、システマ湘南やむさしのシステマ倶楽部など他のグループで、
インターナルワークをかなりやり込んでいる様子でした。
そのため、今回のクラスでも、遠慮せずにインターナル要素をかなり高めて、
非常に濃い内容の練習ができました。リードしていた自分も楽しく感じました。
【4/23（土）システマ南埼玉の練習風景①】
クラス最後のフリーワーク。相手とのコネクト感覚や自分の良いステイトを保ちながら、アプローチします。勝ち負けにこだわらず、無理に深追いしないことが重要です。
なかなか難しいため、最初は非常にスローワークで行いました。中国拳法の推手のような感覚でやるとよいと思います。
インターナル要素を濃い目にすると、訳がわからない感覚になる人もいますから、
エクスターナル要素とのバランス・配分が難しいと、リードしている中でよく思います。
その点、今回のクラスに参加してくれたMさんは、
他のグループで十分にインターナルワークやコネクト感覚についての共通認識ができていたため、
自分としてもやりやすく感じました。
クラスの終盤には、前回のクラスと同様に、
フリーワークの中でのコネクト感覚をテーマに練習しました。
このような繊細かつ実戦的な練習は難しいですが、
やればやるほど、得るものが大きいと改めて思いました。今後も、定期的にやりたいですね。
Mさんに話を聞くと、他のグループでも、
インターナル系の内容をクラス参加者に
分かりやすく伝えることには苦労しているようです。
しかし、気を遣いながらも、地道に伝える取り組みをしているようで、
自分も成程な・・と共感する点が多くありました。
システマ南埼玉でも、高度で難解に思えるインターナルワークを、
今後も分かりやすく伝えていこうと思いました。
【4/23（土）システマ南埼玉の練習風景②】
続いて、フリーワークの第二ラウンド。引き続きスローワークが基本ですが、要所要所で、少しスピードを速めてもよいことにしました。とはいえ、コネクト感覚と良いステイトを保つことは変わりません。
このようなクオリティを保ちながら、次第にリアルスピードに速めていけるといいなと思いますね。リアルスピードでも同じクオリティを保てたら、名人・達人の境地といえるんじゃないでしょうか。（非常に難しいですが。）
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◆システマ南埼玉◆
月曜（夜練） 22：00～23：30
木曜（夜練） 22：00～23：30
土曜（通常クラス） 9：30～12：00
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