6月11日（土）に行ったクラスの感想を書いておきます。
（特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。）
このクラスの参加者は、夜練の常連のOさんや、
他の団体で練習している人の出稽古もあり、なかなか濃い面子でした。
練習のテーマは、久しぶりにナイフワークを練習しました。
ベテランだけでなく、システマ歴が浅い人もいたため、基本から丁寧に練習しました。
【6/11（土）システマ南埼玉の練習風景①】
ナイフ攻撃を捌いて、プッシュやストライクなどで対処する、というワーク。スローな練習でも、ナイフから与えられる恐怖感が強いため、しっかりとかわして対処する感覚が身につきます。
ビジュアライゼーションによるイメージの活用や、
緊張を体外に出すというインターナル的な内容も練習しましたが、
ナイフに対処するというシビアな状況だけに、ごく基本的な要素を重視しました。
高級な術理も素晴らしいですが、基本が最も大事ですし、
失敗したら大変な事になる実戦的な状況では、最も必要になると思います。
具体的には、システマでは基本的に相手の攻撃をガードせずに捌く、
といった基本的な攻防感覚を重点的に練習しました。
素手の打撃戦では、ついパンチをガードしてしまったりしても、
ナイフ攻撃は中途半端にガードなどしていられませんから、自ずと真剣に捌く感覚が身につきます。
【6/11（土）システマ南埼玉の練習風景②】
ナイフ攻撃への対処の一つもして、柔らかい腕でパンチ攻撃を捌いてからの跳弾ストライクの練習をしました。極度にリラックスした腕は、センサーの感度が最高になりますし、相手に与える重みも最大になり、跳弾のようなストライクが可能になります。
腕や手を柔らかくしてセンサーの感度を最高に上げて、
跳弾ストライクにつなげる、などの動きも練習しました。
この辺りは、10年ほど前のDVD “The Combative Body” で詳しく紹介されており、
システマがインターナルワーク中心になる前のかなり昔に練習した内容ではありますが、
実戦で非常に有効ですし、システマの上達のためにも良いワークだと思いました。
“The Combative Body” はかなり昔のDVDですが、ストライクなどのシステマのコンバティブな動きを学ぶ上で、超おススメです！
このクラスでは、システマ南埼玉のコロナ休止期間も含めると、
相当久しぶりにナイフワークを練習したわけですが（1年以上は間隔が空いたかもしれません）、
ナイフを扱う際には素手の場合より、感覚の鋭敏さや動きの精度が各段に求められますから、
システマの実力の向上に素晴らしい効果があるなと、改めて感じました。
【6/11（土）システマ南埼玉の練習風景③】
今回のクラスでは、ナイフワークがテーマでしたが、途中から脱線して、ストライクへの対処、コンバティブ・ボディ的な攻防感覚の練習が中心になりました。クラスの最後には、練習した内容を活かしたフリーワークを行いました。
【6/11（土）システマ南埼玉の練習風景④】
フリーワークの2ラウンド目。このようなコンバティブな練習はやはり、楽しいですね。
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◆システマ南埼玉◆
月曜（夜練） 22：00～23：30
木曜（夜練） 22：00～23：30
土曜（通常クラス） 9：30～12：00
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