8月26日(土)に行ったクラスの感想を備忘録として書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)
このクラスでは、8月23日(水)の夜練に続き、
8月20日(日)の大西亮一ワークショップ
“Power & Sensitivity“の内容をシェアしました。
いきなりWSのワークをそのままやるのも唐突感があるため、
最初に良い状態を作っておこうと思い、静功で意識を広げる感覚を養ったり、
ザイコフスキーの呼吸と共にフォームを濃く広げるワークを行いました。
そのようなワークで最初に良い状態を作っていたのと、
合気道を長く経験した常連のEさんとの稽古だったため、
サクサクとWSの復習を進められました。
基本的にはWSの内容そのまま練習しましたが、
色々とアレンジや仮説検証も行う中で、
どうやったら相手と深くコネクトできるか、
力みでなく動きでアプローチできるか、理解が進みました。
コネクト系やフォームに関するワークは、
ミカエル師やザイコフスキー師から伝えられて以来、
個人的にはけっこう長く練習していますが、
一定のレベルまで到達した後、かなりの停滞感がありました。
そこそこコネクトできても、相手とのシンクロ率や再現性が低く、もどかしい感じでした。
自分がシステマを習い始めの頃、ストライクがたまに打てても、
10発中1〜2発くらいの精度で、あとはただの力んだパンチになる時期がありました。
当時は躍起になってストライクの練習をして、ますます力みかえり、
ストライクが打てる率が低くなるというドツボにもはまりました。
それが、何らかのコツを掴んで、10発中3〜4発、5〜6発、7〜8発・・と
ストライクを打てる率が上がっていくたびに、システマが楽しくなっていきました。
ほぼ確実にストライクを打てるようになった頃には、 ライフワーク的な位置付けにもなっていました。
そのような上達に伴う楽しさというものは、
修行歴が長くなると薄れてくるものですが、
最近は、深いコネクト感覚の理解が進んできて、
確実にストライクを打てるようになった頃の飛躍感・高揚感に近いものを感じます。
一気にできることが増えて、視界が広がった感じがあります。
そんなことも考えつつも、常蓮のEさんは合気道経験者らしい敏感体質ですし、
お互いに意識を高めた状態では、コネクトしやすくなるのも当然だとも思いました。
だから、あえて感覚をオフにしたり、フィジカルで頑強に抵抗した状態で、
それでも深くコネクトできるかも検証しましたが、 以前よりは大分上手くできるようになっていました。
今回のクラスで、WSの復習ができただけでなく、
ここ数年のコネクト系の練習の総括ができた感があります。
やればやるほど理解が進んで楽しくなってくる感覚を久しぶりに味わいました。
大西さんWSの復習も含めて、この方向性の練習は今後もしばらく続けようと思います。
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◆システマ南埼玉◆
月曜(夜練) 22:00~23:30
水曜・木曜(夜練) 22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00
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