4月27日(土)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)

今回も前回に引き続き、
間合い・位置取り・コンタクトというテーマで練習してみました。

前々回からコンタクト(コネクト)系のワークを取り入れていましたが、
何度も練習しないと身に付かない奥深いテーマですから、
今回のクラスの前半でもザッと復習してみました。

また、クラスの後半ではさらに、
2月のザイコフスキー師の東京セミナーで教わった

「頑張らない動き」「フォーム」の要素も取り入れてみました。

それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。

 

 

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景①】 コネクト感覚を活かしたキャッチボール。普通にやるより、コネクト感覚をONにしてやった方がはるかに楽にボールをキャッチできます。

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景①】
コネクト感覚を活かしたキャッチボール。普通にやるより、コネクト感覚をONにしてやった方がはるかに楽にボールをキャッチできます。

 

 

 

 

 

 

 

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景②】 続いて、ボールにコネクトしたのと同様の感覚で、相手のパンチにコネクトして避ける練習を行いました。コネクト感覚を活かせば、顔面にパンチを打ち合うスパーも格段に安全で快適にこなせることが分かったのではなおでしょうか。

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景②】
続いて、ボールにコネクトしたのと同様の感覚で、相手のパンチにコネクトして避ける練習を行いました。コネクト感覚を活かせば、顔面にパンチを打ち合うスパーも格段に安全で快適にこなせることが分かったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景③】 「フォーム」が體を主導する「頑張らない動き」によって、ホールドした相手を動かすというワーク。

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景③】
「フォーム」が体を主導する「頑張らない動き」によって、ホールドした相手を動かすというワーク。

 

 

 

 

 

 

 

そこから、「フォーム」主導によるプッシュへと発展させました。

そこから、「フォーム」主導によるプッシュへと発展させました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景④】 相手とのコネクト感やフォーム主導のプッシュを活用したプッシュスパー。今回のクラスで練習した要素の実戦的な検証として行いました。

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景④】
相手とのコネクト感やフォーム主導のプッシュを活用したプッシュスパー。今回のクラスで練習した要素の実戦的な検証として行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景⑤】 続いて、自由に動きながらのプッシュスパーも行いました。

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景⑤】
続いて、自由に動きながらのプッシュスパーも行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景⑥】 今回のクラスも、何でも有りの自由攻防で締めました。まずは自分とYさんの対戦。自分はインターナルフォーム主導の動きを試そうと思ってレスリング中心で攻めたかったんですが、Yさんがなかなか手強くなっていました。

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景⑥】
今回のクラスも、何でも有りの自由攻防で締めました。まずは自分とYさんの対戦。自分はインターナルフォーム主導の動きを試そうと思ってレスリング中心で攻めたかったんですが、Yさんが結構手強くなっていたため、なかなかうまくいきませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景⑦】 続いて、自分とYT君の対戦。YT君もコネクト感覚を多少は身につけたせいか、ディフェンス面も含めて、かなり動きが向上していました。

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景⑦】
続いて、自分とYT君の対戦。YT君もコネクト感覚を多少は身につけたせいか、ディフェンス面も含めて、かなり動きが向上していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景⑧】 最後は、YさんとYT君の対戦。時間切れになるかと思いましたが、総当たりのスパーを完遂できて良かったです。

【4/27(土)システマ南埼玉の練習風景⑧】
最後は、YさんとYT君の対戦。時間切れになるかと思いましたが、何とか参加者総当たりのスパーを完遂できて良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ごく一部のワークしか紹介していませんが、
 このクラスではおおよそ、このような内容でやってみました。

クラスの前半ではコンタクト(コネクト)系ワークの復習をやったわけですが、
常連のYさんはコネクト系ワークを体験するのがまだ3回目、
学生のYT君はまだ2回目でした。

とはいっても、コネクトの練習を初めてやった時に比べたら、
2人ともかなりコネクトの動きや感覚に慣れてきたようです。
キャッチボールの際にコネクト感覚を活かしたり、
パンチにコネクトしてかわしたり・・などの実験にもうまく対応していました。
自分が以前に教えたコネクト系のソロワークなどで
自主練も積んでいるのかもしれません。)

コネクト感覚は何度も練習して練り込むことで、
さらに精度や効果が増していきますから、2人の今後の上達が楽しみになりました。

クラスの後半では、内容をさらに発展させて、
「頑張らない動き」「フォーム」の要素も取り入れて練習しました。

この辺りはモスクワ本部の最先端のシステマというわけですから、
まだ経験が浅いYさん、YT君にはかなり難しかったようです。
もっとも、「フォーム」が主導するクリアな動きの大きな可能性は
感じてもらえたようで、手応えがありました。

いよいよ間近に迫ったミカエル師の東京セミナーでも、
特に今回のクラス後半で練習した内容は関わってくると思います。
自分としても、セミナー直前に良い予習ができて満足感がありました。

———————————————————————-

自分は武術を修行する以上、実戦での有効性にはこだわる方です。
貴重な時間を使って練習するからには、
戦う上で使えないような武術はやりたくないと思います。

しかし、ロシア武術・システマには、
自分の実戦志向を満足させるのはもちろん、
それ
以上の大きな魅力があると、
修行年数が長くなるほどに感じるようになっています。

単純に強くなるとか、格闘の技術を覚えるというより、
「動き」や「感覚」そのものが根本から変わるという点が
システマの面白さだと思います。

モスクワ本部のザイコフスキー師やミカエル師から教わった
コネクト感覚やフォームの概念は、自分の格闘観を変えただけでなく、
大げさにいえば、身体観、世界観にまで多大な影響を与えました。
それらの高度な感覚を身につけることは、なかなか難しいですが、
やればやるほど面白くなり、練習するのが楽しくなっていきます。

 

いよいよ間近に迫ったミカエル師の東京セミナー、楽しみです!!

いよいよ間近に迫ったミカエル師の東京セミナー、自分は2日間しか参加できませんが、楽しみです!!

 

 

 

 

 

 

 

今週末のミカエル師の東京セミナーもきっと、
システマの面白さが満載の内容になるだろうと大いに期待しています。

——————————————————————————

システマ南埼玉

月曜(夜練)    22:00~23:30
木曜(夜練)    22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00

——————————————————————————