9月22日(日)に行ったクラスの感想を書いておきます。
(特に、クラスに参加した方は、復習の参考にしていただければと思います。)

主宰者の所用により9月21日(土)の通常クラスはお休みとしたため、
9月22日(日)に振り替えクラスを実施しました。

三連休の中日ですし、天候も微妙ということで、
一人稽古になることも覚悟していましたが、
常連のSさんと、体験参加のMさんが来てくれて、
自分を含めて3名のクラスになりました。有り難いことです。

今回のクラスは前回に引き続き、
テイクダウンレスリングをテーマにして、
じっくりと練習しました。

それでは、ご参考までに、このクラスの練習内容の一部を
画像とキャプションでご紹介します。

 

 

【9/22(日)システマ南埼玉の練習風景①】 いわゆる1つの「第1のワーク」。システマ南埼玉では鉄板です。

【9/22(日)システマ南埼玉の練習風景①】
いわゆる1つの「第1のワーク」。システマ南埼玉では鉄板です。

 

 

 

 

 

 

 

基本から高度な要素まで、崩しの原理を学ぶのに最適ですから、初心者にもベテランにもおススメのワークですね。

基本から高度な要素まで、崩しの原理を学ぶのに最適ですから、初心者にもベテランにもおススメのワークですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【9/22(日)システマ南埼玉の練習風景②】 クラス終盤のレスリングのフリーワーク。まずは、常連のSさんと、体験参加のMさんの対戦。

【9/22(日)システマ南埼玉の練習風景②】
クラス終盤のレスリングのフリーワーク。まずは、常連のSさんと、体験参加のMさんの対戦。

 

 

 

 

 

 

グイグイと自由に攻めてくるSさんの動きが、型稽古が中心の合気道を経験したMさんには新鮮だったようです。型がないシステマの魅力を感じてもらえたようで良かったです。

グイグイと自由に攻めてくるSさんの動きが、型稽古が中心の合気道を経験したMさんには新鮮だったようです。型がないシステマの魅力を感じてもらえたようで良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【9/22(日)システマ南埼玉の練習風景③】 自分と常連のSさんとの対戦。Sさんは遠慮せずにガンガン攻めてくれますから、自分としては有り難い対戦相手です。

【9/22(日)システマ南埼玉の練習風景③】
自分と常連のSさんとの対戦。Sさんは遠慮せずにガンガン攻めてくれますから、自分としては有り難い対戦相手です。

 

 

 

 

 

 

 

スパーの前半は何度かSさんを投げたりしていましたが・・・

スパーの前半は何度かSさんを投げたりしていましたが・・・

 

 

 

 

 

 

このスパーの終盤には、Sさんのナイスな大外刈りを食らってしまいました。油断してると食われますね。システマ南埼玉では、スパーの際には遠慮や忖度は無用という方針です。

このスパーの終盤には、Sさんのナイスな大外刈りを食らってしまいました。油断してると食われますね。システマ南埼玉では、スパーの際には遠慮や忖度は無用という方針です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【9/22(日)システマ南埼玉の練習風景④】 続いて、自分と体験参加のMさんとの対戦。

【9/22(日)システマ南埼玉の練習風景④】
続いて、自分と体験参加のMさんとの対戦。

 

 

 

 

 

 

自分の「第2のワーク」感覚のノンコンタクトでの崩しが、結構よく決まりました。

自分の「第2のワーク」感覚のノンコンタクトでの崩しが、結構よく決まりました。

 

 

 

 

 

 

Mさんに限らず、合気道経験者には、この手のコントロールが比較的よく効く気がします。自分は合気道は半年くらいしか経験がないので、あまり語れるほどの知見はありませんが。

Mさんに限らず、合気道経験者には、この手のコントロールが比較的よく効く気がします。自分は合気道は半年くらいしか経験がないので、あまり語れるほどの知見はありませんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ごく一部のワークしか紹介していませんが、
このクラスではおおよそ、このような内容でやってみました。

体験参加のMさんシステマのクラスが初めてということで、
まずは基本中の基本のローリングや受け身から丁寧に練習しました。
受け身が満足にできないと、安心してテイクダウンの練習ができませんからね。

Mさんは合気道の経験者でしたから、
受け身を取ること自体には慣れているはずですが、
システマの受け身は独特ですから、じっくりと基礎から学んでいただきました。

受け身の後は、2点(2方向)の崩し、1点(1方向)の崩しなど、
テイクダウンの基本的な手法を練習しました。
そして、システマ南埼玉で非常に重視している
「第1のワーク」「第2のワーク」を通じて
総合的な崩しの原理を体感していただいた上で、
レスリングのフリーワークへと展開していきました。

 

自分は常々、フリーワークやスパーリングの際には怪我をしない範囲で、
相手に遠慮せずにキッチリと攻めてほしいと言っています。
システマ南埼玉では、スパーリングの際に忖度は無用という方針です。

普段のワークの際にはソフトに丁寧にやることが多いですが、
スパーはリアリティチェックの意味もあるため、
ある程度は実戦的に荒々しくやってもいいと自分は考えています。

ソフトで繊細なフリーワークだけやっていると、
うっかり自分が上手く強くなったような幻想に囚われたり、
突然の暴力的な状況に対応しづらくなる気がします。

 

今回のレスリングのスパーリングではまず、
常連のSさんと自分が対戦しましたが、
自分のスパーについての考えをSさんはしっかり理解してくれているようで、
グイグイと強引に攻めてきてくれました。

自分は最近、ランダム性のある自由攻防の中で、
ノンコタクトワークやフォームにアプローチしての崩しが
どれだけ効くかを試していますが、
今回のSさんとのスパーでは、なかなか効きませんでした。
相手に構わず自分のペースで積極的に攻め込むパワーファイターを、
ノンコンタクトで崩すことは難しいんだろうなと思いました。

ミカエル師やザイコフスキー師くらいの実力だと可能なのでしょうが、
少なくとも今の自分のインターナルワークのレベルでは厳しそうです。

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ところが、次に、体験参加のMさん対戦すると、
ノンコンタクトでのコントロールが結構バシバシ決まります。
Mさん合気道の経験者ということで、相手の出方を繊細に感じて、
相手の心身とコネクトして動くことに慣れているでしょうから、
こちらのノンコンタクトワークや、インターナルフォームでのコントロールに
反応しやすいんだろうなと思いました。

Wikipediaでシステマを検索すると、
「その形態からロシアの合気道のと呼ばれることがある」と書かれていますが、
合気道を少しかじった自分としては、共通している部分より、
違う部分の方が多いんだけどな・・と感じていました。

しかし、今回のクラスでMさんと手合わせしてみて、
リラックスして相手とコネクトする感覚や、
稽古に取り組む姿勢など、かなり似ている面もあるように思いましたね。

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今回のクラスでのスパーリングを通じて、
対戦相手の性格・武術歴・動きのスタイル・・等によって、
システマの術理の効果もかなり変わることが分かりました。
(少なくとも、今の自分のレベルでは、そうなってしまいます。)

それと同時に、相手のタイプや自分との相性に関係なく、
誰でも自在にコントロールできるだけの
絶対的なシステマ力を養いたいものだと思いました。

今回に限らず、自分はクラス最後のフリーワークを、
自分自身の動きの仕上がり具合の実戦的なチェックのために活用しています。
そして、様々なタイプの人達と対戦することで、
あらゆる実戦的な状況で効果を発揮する
システマの原理・術理を抽出するための実験として捉えています。

今回のクラスのフリーワークでは、
かなりタイプの異なる人達と対戦できて、大変勉強になりました。
今後も、なるべく数多くの人達と手合わせすることで、
自分のシステマの引き出しを増やしてい来たいものだと思いました。

つきましては、システマ南埼玉では随時、
体験参加や出稽古したいという方を募集していますので、
興味がある方はお気軽に遊びに来て下さい。よろしくお願いします。

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システマ南埼玉

月曜(夜練)    22:00~23:30
木曜(夜練)    22:00~23:30
土曜(通常クラス) 9:30~12:00

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